二週続けて

仙腸関節塾2days 第10期【in東京】9月1、2日開催 参加者募集中!

 

今年の夏休みは次男の部活(試合)の都合で家族それぞれ別行動になってしまったので、キャンプには行けませんでした。

まぁ無理すれば三男と二人で行けなくもないんだけど、台風も来ていたし、休みも短めだったので断念。

 

夏休み最後の二日間、家内は次男の応援で県外(泊り)、長男は毎年恒例の音楽祭のお手伝いで河口湖(泊り)、残されたのは私と三男(と愛犬ル―)、いつものメンバーです(笑)。

別に二人でちょっとお出掛けでもいいんだけど、ショッピングという柄でもないし、映画はつい先日観に行っていたし、インドア派の三男を連れ出すならやっぱり山かなと、二週連続ですが、昨日も山に行きました。

 

簡単に登れそうなところで、櫛形山とか日向山とか茅ヶ岳とか、いくつか候補はありましたが、結局家から一番近い甘利山に決定。

甘利山は駐車場ですでに1,631mあります。

清里よりも標高が高いので、かなり涼しい。

案内図には周辺の山々へのルートがいくつも示されていますが、我々軟弱山歩隊には無縁のルートばかり(笑)。

この駐車場から15分も登れば甘利山の頂上です。

いくら軟弱といえど、これはさすがに短すぎ(笑)。

そこで今回は、甘利山の奥の奥の奥にある「千頭星山」を目指します。

ということで、張り切ってスタート。

あっという間に山頂到着!

ここまではぜんぜん余裕(笑)。

では、先を急ごう。

笹の葉をかき分けかき分け。

一度下って少し登ると、奥甘利が見えます。

目的地は、あの山の向こうのさらに向こうの向こう。

行けるか?おれ達。

予想に反していきなりの急な登りに若干怯む部員。

途中でこんな花が咲いていましたよ(名前は知りません)。

この辺は、まだまだ元気。

写真で見るよりも急な登りが続き、基本運動不足の我々山歩部には、きつい山登りでした。

そして、徐々に弱音を吐き始めます(笑)。

弱音が出るのは単純にキツイ、というだけではなく、とにかくこの日は登山者が少なくて、「クマ出没注意」の看板が脳裏に焼き付く中、二人っきりの登山道に不安を掻き立てられる、というのが大きい。

だって甘利山山頂から一時間以上、誰とも会わないんですから。

実際、怖いのよ、クマが出そうで(笑)。

予想外のハードな道中と不安から、途中何度かこうなる三男↓。

体力的な限界というよりも精神的な限界という様子だったので、出来ればあきらめて欲しくないと、なだめすかしながらどうにかこうにか少しずつ進みます。

どこかで今日は無理かなぁ、と思いながら。

せめて景色が良ければもう少しテンションも上がったんだろうけど、この日もあいにくのガス。

まわりは何も見えず。

本当に休み休み、相変わらず人気のない登山道を、二人で声を出しながらゆっくりゆっくり進みます。

すると途中でこんなモノ発見↓。

登山靴のソールですね(笑)。

もうすでに千頭星山の手前あたりですから、普通のペースでも登山口から1時間半くらいかかるところです。

この人、この後どうやって歩いたんでしょうね?

この状況だと、こんなことでも案外癒されるものです(笑)。

この正面に見えるこんもりとした頂きが千頭星山。

もうすぐです。

最後の登りだ、ガンバレ。

ここにたどり着くまでに、追い越されたのが1度(1人)、下山中の人たちとすれ違ったのが3度(3組5人)だけ。

まぁその時の安心感といったら(笑)。

山って、少々混んでいるくらいがいいんですね(笑)。

そしてとうとう

途中何度も折れそうになりながら、無事に登頂!

よく頑張った!!(おれ達)

9時10分に駐車場を出て、到着は12時!

3時間弱掛かりました(笑)。

帰りには少し天気も回復。

おっ、富士山!

周りの景色が見えると気分も変わる。

途中で「足が痛い」と言いながらも、下山はスムーズ。

最後に甘利山から下界を見下ろして、満足気な三男。

持っていった水をすべて飲み干し、のどもカラカラ。

で、やっぱり最後はコレ。

いやぁ、途中何度も挫けそうになりながら最後まで頑張った三男は、今回のお山歩で少し成長したように見えたぞ。

夏休みもあとわずか、普段は家でゲームばっかりしてるけど、少しは思い出が出来たかな?

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