仙腸関節塾2days 第11期【in東京】12月22,23日開催 参加者募集中!
連休の中日、昨日また山へ行ってきました。
今回のお山歩は、誰でも簡単に3000mの頂に立てると有名な、乗鞍。
なるべく頂上付近まで車で行けて、できるだけ簡単に登れる山を探すと当然のごとく候補に挙がる人気の山です。
家を5時に出発。
途中コンビニに寄ったり間違えて上高地行のバス停へ行ってしまったり(笑)、それでもシャトルバスの乗り場に到着したのは7時過ぎ。
もともと8時のバスに乗る予定だったので、特に問題なし!
その時間でも、バス停前の駐車場は満車!
幸い隣の臨時駐車場に止められたので良かったですが、直後にそこもいっぱいになり、5分ほど離れた場所に誘導されていました(セーフ)。
それだけその日は登山者が多かったということで、トイレに行ったりなんだかんだしているうちに、シャトルバスの乗り場はすでに行列が出来ていました。
利用者の人数に合わせてバスの本数を調整しているそうで、乗れないことはなく、8時の便は5台が配車され、その2号車に乗り込みます。
遠足気分の大型バス(笑)。
バス停から乗鞍の登山口(畳平)までは約50分。
山道なのでクネクネで、車酔いしやすい人には厳しい道のりかも。
しかし、標高が上がるにつれて見える周りの景色は感動もの。
憧れの乗鞍スカイライン。
マイカー規制がかかる前に行ってみたかった。
畳平に到着すると、目の前に神社があります。
乗鞍は昔から霊峰と崇められていたそうですが、確かに、そのような雰囲気が漂っていました。
そして畳平の標高はすでに2702m!
ここに来るだけで、高山病になれる高さ!
ちなみに三男お気に入りの「パンダTシャツ」は380円(笑)。
駐車場の前にはこれまた有名な鶴ヶ池。
この日は水量が少なかったので、池というよりは水たまり的な感じで、まぁそれほどの感動はなし。
そんな鶴ヶ池を後に、お山歩スタート。
少し歩くと日本一標高の高いバス停「乗鞍岳」。
日本一と聞くと、写真を撮りたくなりますね(笑)。
そこから目指す剣ヶ峰登山口までは、しばらくだらだらとした砂利道が続きます。
車も通れるほどの道幅はありますが、歩きやすい道ではなく、地味に疲れる。
しかも登山感はゼロ。
しかし、少し開けた場所から見える景色は雄大そのもので、自分が今いる場所の高さを感動と共に実感できます。
写真では伝えられない感動的な眺め。
そこからしばし砂利道を歩くと、ようやく剣ヶ峰が見えてきます。
朝は車の中で普通に食べ、ここまで駐車場から1時間も歩いていませんが、なぜか二人ともお腹ペコペコ。
山頂で食べようと思っていたお昼を前倒しにして、肩ノ小屋でおにぎりタイムに(まだ10時)。
おにぎりなど食べてしばし休憩の後、山頂目指してGO!
ここら辺からようやく山歩きらしくなります。
それにしても人が多い!
軟弱な二人なので、休み休み登っていきます。
ネットでは「簡単なコース」と書いてあるし、確かに周りには幼稚園児くらいの子供が普通に登っていますが、我々お山歩隊にとって、簡単な山登りなど一個も無い、とあらためて感じる今日この頃(笑)。
自転車で畳平まで来てそのままビィンディングシューズで登っていく若者や、なんとビーチサンダルでにこにこ下ってきた外国人女性もいて、我々の軟弱さをさらに痛感!
が、そんなへなちょこお山歩隊を勇気づけるのが、その景観。
すごいところに立っている、というその実感が、疲れた足を前に運ばせる原動力になります。
眼下に広がる雲。
雲の上に立っている、という感動。
酸素が薄いのか単に体力的な問題か、休み休みなのでなかなか進みませんが、着実にゴールが近づきます。
剣ヶ峰の隣の蚕玉(こだま)岳でまたまた休憩。
この辺で11時過ぎくらいかな?
ここでお昼を食べている人もちらほら。
なぜかカップヌードル率高し。
本当にあとわずか。
でも目の前に見える頂上も、近くは感じない(笑)。
そして山頂付近に渋滞発生中!
後ろを振り返っても渋滞中。
とはいえ、この景色!
確実に天に近づいているという感覚。
しかし後ほんの数メートルのところでなかなか進めず、30分は待たされました。
そして最後の最後、足止め中の足場が狭く、左は崖っぷち。
三男はここがかなり怖かったようですが、実は私も怖かった(笑)。
渋滞中にパノラマ撮影。
何度も言いますが、本当に素晴らしい景色、そしてこの天候に感謝!
ようやく山頂に立った瞬間!
後ろにいた方にお願いし、写真を撮ってもらいました。
写真ではよく見えませんが、私のTシャツも三男とお揃い(色違い)の「パンダTシャツ」(380円)。
山頂はまわりを遮るもの何もなし。
3000mは別世界でした!
帰りに肩ノ小屋から山頂を見上げると、少しガスがかかっていたので、我々はラッキーでしたね。
案内板では「剣ヶ峰コース片道90分」となっていましたが、混んでいたこともあり、そもそも体力がないこともあって、往復5時間もかかりました。
当然ヘトヘト(笑)。
三男はもちろん、私も3000mは初体験!
想像よりはだいぶきつかったのですが、それでも普通に3000mを登ろうと思えばこの比ではないでしょうから、それを思えばやはり「気軽に登れる3000m」という触れ込みにウソはないと思います。
さて、3000mを早々にクリアしたした我々お山歩隊ですが、次なる目標はそれ以上、とはならず、やはり気軽で楽しい「お山歩」をモットーに、さらなる頂を目指します。
三男も、もう少し付き合ってくれるでしょう。
だって帰りの畳平の売店で、「山人(やまんちゅ)Tシャツ」をはりきってGETしてたから(笑)。
コメント