吉岡メソッド×脊柱管狭窄症

仙腸関節塾第五期 in 東京 10月15日から開催 参加者募集中

今年は夏らしくない夏でしたけど、最近はもうなんだか涼しくて、すっかり秋のようですね。

さて、本日の動画は、脊柱管狭窄症です。

患者さんは40代後半で、狭窄症にしてはまだお若いのですが、30代の時に受けたヘルニアのオペからこれまでに計3度、腰椎のオペを経験されています。

最後のオペは10年前で、それから現在までたびたび痛みは出ていたものの、今回は特に酷く、病院で投薬(リリカその他)や神経根ブロックなどされたようですがまったく効果なく、整体にも行かれたそうですがそこでも変化なく当院に来られました。

ちなみにエキテンではなく、仙腸関節がらみで検索してうちがヒットしたそうです。

この方は15年前のヘルニアオペ後に下肢に麻痺が生じ、現在も強めの感覚障害と筋力低下など神経障害が残っています。

オペ後の経過が悪かったことで、直後に人工椎間板置換術を受けたそうです。

その5年後には脊柱管狭窄症を発症し、置換術時の固定金具の抜釘と同時に狭窄症のオペを受けました。

お仕事はなかなかハードな作業の多い専門職で、この日の施術後も山の中で長時間の作業があったそうですが、痛みなくできたということでとても喜んでおられました。

整形外科でも施術させていただいているお陰もあって、私はオペ後の患者さんの施術経験がわりと豊富にあります。

全員がそうというわけではありませんが、オペ後の患者さんにはとてもデリケートな調整が必要な難しいケースが多いものです。

この方もそうでした。

調整の仕方で痛みが増悪することもあり得ます。

そのあたりは、やはり経験が必要ですね。

この日は少し忙しくて、初めは動画を撮るつもりがなかったのですが、お話を聞いていてこれは!と感じたので急遽撮影をお願いしました。

そんな慌ただしさから撮影中の聞き取りや確認がやや雑になっていて、編集中に反省。

ここで少し補足しますと、撮影中は確認していませんでしたが、下肢の痺れは一度でほとんど取れました。

これは右仙腸関節が関連していたようです。

最後まで痛みを訴えていたのはL5横突起部で、そこの痛みが取れたのは、左仙腸関節調整後です。

弱い右脚を長年かばっていたことで、左に負担がかかっていたのだと思います。

現在も継続中で、まだ痛みが強くなる時もありますが、おおむね経過は良好です。

入ってこられた時はなかなかの風貌(強面)で一瞬ひるみましたが、実はとても良い方でした(笑)。

機械関係の仕事をされているので、話をしていても楽しい方です。

これもやっぱり仙腸関節が繋いでくれた縁ですね。

これまでもネット経由での良縁に恵まれてきたので、私自身の経験上はネットの集患に悪い印象はありません。

エキテンも一緒だといいんですけどね。

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