3DCG動画Vol.6【靭帯の観察】

仙腸関節塾 第20期 令和8年5月24日(日)25日(月)開催!

参加者募集中です。

 

3DCG動画、第6弾です。

前回の投稿から一か月以上経過してしまいました。

この動画、作るのとても手間取ってしまった。

少しばかり慣れてきて小細工などするようになったわけですが、当然ながらそのぶん手間が増え、狙ったとおりに動いてくれなかったり保存が出来なかったり盛大にズレてしまったり、何度もやり直しを余儀なくされ、やや疲れました(笑)。

 

さて、今回取り上げた仙腸関節の靭帯、骨盤矯正否定派の間では「仙腸関節は強靭な靭帯によって強固に固定されているので動かない」と、動かないこと(矯正できないこと)の根拠として紹介されるのが一般的です。

私はこれとは反対に、「強靭な靭帯が関節を取り巻いている事実こそが仙腸関節が可動関節である証拠だ」という考え方です。

「可動域に制限を与えるのが靭帯の役目」だと思っているからです。

「動かないようにがっちりと固定している」のなら、仙骨と腸骨は癒合させて非可動としてしまえばいいはずです。

そうすれば靭帯など不要。

 

実際に仙骨は成長過程で5つの仙椎が癒合して一つの仙骨になります。

仙腸関節の癒合自体は不可能ではないはずなのにそうならないということは、癒合すべきでない理由がある、ということに他ならないと私は考えます。

もちろん動くために。

そして動くからこそ靭帯が必要なのです。

 

仙腸関節は動く、そして周囲の靭帯は関節の過度な運動を抑制している、のなら、関節の運動によって靭帯の付着部同士は離開または接近する、と考えるのが自然です。

言い換えれば、靭帯が伸張する方向に関節は動く、ということです。

今回の動画はそれを確認するためのものです。

仙腸関節を取り巻く靭帯は複数ありますが、文献によって名称に違いがあったり付着部が明記されていなかったりと情報が不十分な面があります。

今回は様々な情報から、おおよその位置に付着部を配置しましたので、正確性には欠けるかもしれません。

 

これらの靭帯が緊張あるいは弛緩する動き、つまり付着部同士が遠ざかるまたは近づく方向に関節は動く、と想定されます。

これを前提とすると、やはり仙腸関節の運動は「並進」ではなく「回転」、そして「回転」もこれまで想定されていたような「左右軸上」ではなく、「弓状線上の回転」と考えるのが妥当と思われます。

 

この仮説を検証するために、それぞれの動きに伴う付着部間の距離の変化を比較してみました。

その結果、意外だったのは長後仙腸靭帯で、この靭帯はうなずき運動(寛骨の内旋外転)で緊張するものと思っていましたが違い、うなずき運動では弛緩し起き上がり運動(寛骨の外旋内転)で緊張するという結果となりました。

しかしこの靭帯、文献により名称も様々ですし、付着部もはっきりとしないところもありますので、この結果が妥当かどうかは不明としておきます。

 

それにしても3DCG、使えば使うほどいろんなことが見えてくるので、とても便利。

まだまだ動画を作成していきますので、チャンネル登録お願いします!

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