宣伝の研究

仙腸関節塾第五期 in 東京 10月15日から開催 参加者募集中

これまで宣伝などしたこともなかったし、こういった業種は宣伝なんてするもんじゃないとさえ思ってきました。

宣伝しないとやっていけないような施術所はそもそもいらない、と今でも思っていたりもします。

しかし最近、ちょっと宣伝しようと思っています。

いや、しないとね、と。

なぜかって?

それはお察し下さい(笑)。

うちは長年の付き合いという患者さんが多く、メンテナンスで定期的に来られる方も比較的多い方だとは思いますが、それでもほとんどは痛い時だけ来る、というパターンです。

動画でもお分かりかと思いますが、その多くは2~3回で終了していますから(いつも一回だけ、という方も珍しくない)、経営的安定には絶対数が必要です。

もちろんこれまでも「宣伝」を考えたことがないわけではありません。

宣伝など不要と余裕をかましていられたわけでもありませんし、むしろ必要だと感じていた時間の方が長いと思います。

「したくない」「やりたくない」という抵抗が強かっただけです。

そう、私は宣伝が嫌いなうえに、完全に苦手なのです。

そんなことを考えるより、治療や仙腸関節のことを考えている方が好きなのです。

出来るだけそれに専念したいのです。

つまり、「嫌だからしない」というのが本音。

よくそれで17年間もやってこられたと、我ながら感心します(笑)。

しかし今回はついに、やると決めました。

嫌なことだからこそやるのです。

なぜかって?

それは今後もこれまで通りでやっていけるという保証などどこにもないからです。

ということで、開業から丸17年を迎える今年、ここらでちょいと宣伝にも力を入れてみようと思います。

宣伝で何がどう変わるのか? いうなれば、宣伝の研究です。

さて何をするか、ですが、やはりこの時代、基本はネットでしょう。

ネットを使わない調べ物などいま時ありません。

そこに力を入れずにどこに力を入れるのか?

やはり検索で上位に来るということが大前提。

そこは検索にはからきし弱いHPにもう少し頑張って欲しいところですが(ホントに出てこねぇんだよな)、そもそも「患者向けではない」と定評のあのサイトに高い集患力は望めません(笑)。

そしてもう一点、あのHPはスマホ対応ではありませんから、そのあたりもネックです(いまはやっぱりスマホが主流みたい)。

かなりのお気に入りの我がHPも開設から10年を超え、一度見直しが必要な時期に来ているのかもね。

かと言ってコンサルが作るような決まりきったレイアウト、決まりきった謳い文句のサイトなどなんの魅力も感じませんし、ああいうHPを見て誰が行くんだろう?と疑問しかありませんが、たぶんそんなところも私の経営者としての問題点なんでしょう。

でもあれはナイ、絶対ナイ。

しかしひとまず検索とスマホ、最低限この二つは対策する必要がありそうです。

いろいろ考えた結果、それらを同時に解決するもっとも簡単な方法がありました。

エキテンです。

私、前にエキテンの批判をここでしたことがあります。

今でもその疑念は解消されていません。

とか言いながら、ちゃっかり「無料会員」にはなってるんだけど。

ちなみにこれまで、エキテン経由で患者さんがいらしたことは多分ありません。

そう、あそこでもまったく目立っていなかったのです。

こうなると、ネット上に「よしおかカイロプラクティック研究所」は存在しないも同然(笑)。

ネットで施術所を探す痛みに苦しむ患者さんの選択肢に、残念ながら当研究所は入ることさえできていないのです。

選択肢に入らないということが誰にとって有益で、誰にとって不利益か、そんなこと敢えて言いませんけど、少なくとも、私にとっての利益はゼロです。

中途半端な無料会員で目立たないくらいなら、いっそのことやらない方が潔いというもの。

しかし今回一念発起した私は、やる方の決断をしたのです。

エキテンは完全な宣伝用サイトですから、それだけ考えればいいというのも私にとっては好都合です。

主張はHPやこのブログで思う存分すればいいわけですし。

しかしいくら宣伝用だからと言って、ウソや誇大広告的な表現は私には出来ません。

その辺は正直に、ありのままの当研究所を、正統な方法で最大限アピールします。

一応地元の治療院関係のページを一通り研究(笑)してみましたが、正直、心が動かされるところはありませんでした。

参考にしたいところもナシ。

ツーショットでピースとかムリ、絶対ムリ。

口コミが多いところがやはり上位に表示されるようですが、極端な口コミの多さは謎。

多すぎる口コミは、どう見ても不自然。怪しすぎ。

だから口コミ地域ナンバーワンなんて目指さない。

取り敢えず地元でそれなりの位置に表示されれば、選択肢には入ることが出来るんじゃないかと。

アクセスさえしてもらえればいいんです。

私の周りには、私と同様に「宣伝が嫌いな治療家」が沢山います。

そんな宣伝に否定的な実力ある同業者が見ても胡散臭くなくて、むしろ宣伝に前向きになるようなページを目指します。

エキテンが本当に良い治療院で埋め尽くされることは、社会の利益にもなるはずです。

おそらく今後もしばらくはネット検索が廃れることはないと思います。

いまさらですが、せっかくやると決めたのだから、嫌々ではなく、楽しんでやってみようと思ってます。

8月1日から正会員としての掲載がスタートしました。

エキテン経由の患者さんは、現在のところ2名(次の予約もあり)。

取り敢えず効果はあるみたい。

もし今まで通りだったとしたら、おそらくお二人とも他へ行かれていたことでしょう。

果たして、それって良いことなのかな?

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