多くのアーティストをサポートしてきた名ドラマー上領亘さんと、しっかりとした実力を兼ね備えつつルックスも歌声も可憐そのものの若狭さちさんのネオ民謡ユニット 「NeoBallad 」の4枚目のアルバム「NeoBallad 04 ~寿~」が、8月3日に発売されました。
上領さんには昔お世話になったことがあり、最近ひょんなことから再会して、その後ちょくちょく身体のメンテナンスに来られています。
わたくし、これまで安来節はなんかいいなぁ、と思うくらいで、正直民謡にはあまり関心がありませんでした。
しかし上領さんからいろいろと教えてもらううちに、だんだんと、興味が出てきたのです。
聴いた瞬間に民謡と分かるあの独特なリズム、節は、日本独自のものです。
オリンピックなどをみていますと、国や地域、人種による身体のリズム感の違いなどを感じます。
そのリズム感の成り立ちには、気候や風土など環境的な要因であるとか、言語的な発声法、息遣いなど、様々な要素が関わっているものと予想されます。
そうした違いをルーツとして、またそれらに文化的な背景も加わって、それぞれの地域の音楽は独自の発展を遂げてきたものと思われます。
古来から歌い継がれてきたあの独特なリズムは、日本人の身体感覚と深く関係しているはずです。
つまり民謡は、日本人のリズムであると。
身体のリズムを健康の重要なバロメーターのひとつと捉える私にとって、日本の民族音楽でもある民謡は、とても興味深いものなのです。
と、そんな能書きなどどうでもいいので、とにかくNeoBalladのネオ民謡、どうぞお聞きください。
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