受講者の声2

仙腸関節塾第四期 in 東京 3月26日から開催 参加者募集中

今回も仙腸関節塾第3期の受講者さんからの感想文をご紹介します。

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車田 暁則さま(柔道整復師 茨城県取手市 取手カイロプラクティック勤務)

私が仙腸関節塾で学ばせて頂いたきっかけは吉岡先生のブログを拝見したことです。
その中で特に印象に残ったのが、「木を見ていたら森が見えてきた」という一文でした。
仙腸関節という木からどう身体全体の森に繋がるのかと好奇心が刺激されました。
多くの徒手療法セミナーは局所、局所の部位別セミナーを何回シリーズという形が多いかと思います。
しかし実際の臨床ではマニュアル的に教わった各部位別のテクニックを症状のある部位に用いても上手く結果が伴わない事もあります。
そこで重要になるのは、身体を全体の連動するユニットとして考えるなら部位別の理論テクニックを当てはめるだけでは足りなくて、局所から局所への関連性を理論的に推論応用できるかどうかだと思います。
もう1つ大切な事は、仙腸関節から脊柱、四肢体がどういうメカニズムで動いているのかです。
今までの運動学で説明されている事ではどうも矛盾が生じてしまいます。
仙腸関節塾では、そもそも仙腸関節がどういうメカニズムで動いているか、脊柱がどういうメカニズムで動いているか、四肢体がどういうメカニズムで動いているか、そこから見直してみましょうという事でした。
私は今まで教科書に書かれていた各関節のメカニズムを疑う事もなく、当たり前の事として受け止めておりました。
しかし、教科書に書かれている各関節のメカニズムが曖昧だったら?
そもそもそこがはっきりしなければ、正しい動かし方なんてあったもんじゃありません。
仙腸関節塾のスローガン「誰もが同じ理論のもとに、同じ判断をする。そこから始める」、その土台があって初めて理にかなったアプローチが出来るのだと実感しました。
目から鱗でした。
仙腸関節のメカニズムが分かるとそこからの身体の各部位へ波及する連動的メカニズムが次々と見えてきます。
4回全て終わった時には仙腸関節から脊柱、四肢体へと繋がる一連の流れが読めるようになってきました。
身体全体のストーリーが分かるようになってくると仙腸関節から遠く離れた症状へのアプローチが理詰めで出来る様になってきます。
治療家として、感覚で問題部位へ勝手に手がいくというのも素晴らしいですが、私は自分の行う一手一手に合理的な理屈を説明出来てこそ初めて正しい治療になり得ると思っています。
なんとなく触って、なんとなく固いから押している、一手一手に対し、何故その部位にそのアプローチが必要なのかよく分からない・・・。
そんな想いで治療に携わっている方々に是非とも自分の触る工程の一つ一つを理詰めで説明出来るようになって頂きたいと思います。
その想いに答えてくれるのが、【誰もが同じ理論のもと、同じ判断をする。そこから始める】の仙腸関節塾です。
遠く茨城県から山梨県まで通った価値がありました。
目の前の困った患者さんに結果を出したい治療家には是非オススメ致します!
とても充実した勉強会でした。

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車田先生には第3期が始まる前から何度も質問を頂き、数えきれないほどのメールのやり取りがありました。

とても熱心な参加者で、その分私も燃えました(笑)。

車田先生、私の伝えたいことをすべて代弁して頂いたような素晴らしい感想文を、どうもありがとうございました。

そして茨城から、毎回遠路はるばるお疲れ様でした。

出来る限り活用して、理論技術とも、ご自身のものにして使いこなしてください。

またいつでも質問お待ちしています。

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