一年程前に投稿した記事の再ポストです。
同じような内容を書き直して投稿してもいいのですが、なかなか良く書けていると思うので(笑)、ほぼコピペ。
アンチの方への招待状です(笑)。
骨盤矯正または吉岡メソッドを徹底的に批判する自信がある、という方、本気でお待ちしています。
また大学や企業でバイオメカの研究等をされていて、「仙腸関節に興味がある」という方がもしおりましたら、是非ご連絡ください。大大大歓迎です。
以下再ポスト。
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広告も打たず、検索に強いサイトでもありませんから、仙腸関節塾に興味を持たれる方は極めて限定的でしょう。
そのような中から受講しようと決断される方となると、さらに限られます。
受講費も安いとは言えませんからなおさらです(内容的には十分見合う料金設定だとは思っていますが)。
考えてみれば、このブログやHPを閲覧した方が仮に仙腸関節に興味を持っている方であったとしても、それは必ずしも肯定的であるとは限りません。
中には否定的な観点で仙腸関節を検索していて、サイトにたどり着いたという方も少なからずいるはずです(いまこれを読んでいる方の中にも)。
いつの時代にも、仙腸関節の臨床的意義に否定的な、「アンチ骨盤矯正」「アンチ徒手療法」という医療従事者は、一定の割合でいるものです。
それどころか、おそらく肯定派の方が圧倒的に少数だろうと、私には思われます。
何を隠そう、私自身がかつては整体やカイロ否定派でしたし、カイロを学んでからは、一時は仙腸関節にも否定的な印象の持ち主だったのですから。
当時は肯定的な意見に耳を傾けることはなくて、否定的な意見にばかり同調して「自分で考える」ということを一切していませんでした。
肯定的な意見なんてはなから聞く気もないんですから、誰に何を言われても気持ちは変わりませんでした。
周りには肯定派もいましたが、多くは「別に分からないなら分からないでいいよ。こっちはこっちの信じる道を行くから」というスタンスで、私を変節させようというつもりなどさらさらなかったようです。
まぁ私の態度にも、「こいつには言うだけ無駄」という雰囲気が出ていたんでしょうね(笑)。
立場が逆転した現在、私はアンチを全く気にしません。
それを意識したところで私にはメリットなんてなにもなくて、知らない方がデメリットだろうと思っていますから、むしろアンチって可哀想だな、と気の毒にさえ感じます。
もちろん仙腸関節を取り巻く現状が「非科学的」であることも十分承知の上での意見です。
「あんなもの(骨盤矯正)は非科学的だ」という批判はその通りですが、しかし例えば腰痛を例に挙げても85%は「原因不明」と言われる中、「腰痛に対する治療って、結局どれも非科学的なんじゃないの?」などと言い返したくなったりもするわけです。
つまり「非科学」を批判するのであれば、腰痛に対する施術なんて何もできないじゃん、と。
まぁ今日はそんなことを言いたいわけではなくて、前々から思っていることがあるので、それを書いておきます。
私は「アンチ骨盤矯正派」なんていくらいてもいいんです。
その人もその患者さんもその恩恵には与れないというだけで、私には関係のないことです。
いくら周りでゴチャゴチャ言ったところで、私の施術の結果には何の影響もありません。
むしろそうしてダメだダメだと批判してくれることで、営業的には競争相手が減るというメリットもあります。
なんせアンチの大多数は「同業者」なのですから。
私が論文を書き上げた15年程前、周りの講師陣にはほとんど興味を持ってもらえませんでした。
はじめて学会で発表した時もそうでした。
それを何度も続けていくうちに、少しづつ関心を持ってもらえるようになりましたが、いまでも脚光を浴びている理論、とはいえません。
それでも私が続けている理由は、やはりそれが正しいと思っているからです。
正しいと思っていることを否定されるのは、さすがの私もおもしろくはありません(笑)。
でも気になるのは、否定派がどういった論理でそれを否定しているのか?ということです。
非科学的だから、という理由だけでは、そんなものは医療の中には他にもあります。
そもそも腰痛の原因さえ分かっていません。
私は仙腸関節について論理的に証明しようとはしていますが、科学的には証明できていません。
しかし臨床的な論理の実証に関しては、そこそこできていると思っています。
だから「間違っている」とは、どうも思いにくいのです。
そして本当に間違っていたら、「それは嫌だなぁ」と思い続けてもいます。
なので私の仙腸関節論を、論理的にも臨床的にも具体的に否定してくれる、という人がいるのなら、それはそれで、やぶさかではないのです。
こうしたことはもうずっと考えていることで、私は常に「強烈な否定」を期待しながら仙腸関節の話をし続けています。
仙腸関節塾の受講者さんにも、「否定的な視点で受講して下さい」と常に言っています。
私自身は、私の論理の間違いを探しながら、ここまでやってきました。
しかしまだ決定的な間違いには気付けていません。
でも、もしかしたら、決定的な欠陥があるかも知れません。
もしあるとしたら、それはアンチの意見の中でしょう。
だから徹底的に否定する自信がある、と豪語する方がいるのであれば、是非そうしてほしいと思っています。
しかし、もしそうだとしても、一度しっかりと講義を聞いてからにしてほしいのです。
そうは言っても否定するためにわざわざ受講料を支払うというのもばかげているでしょうから、我こそは、という方がおられるのでしたら、ご連絡ください。
喜んでご招待いたします。
私はこれを本気で考えています。
もちろん誰でもOKというわけにはいきませんから、一応の簡単な審査はさせていただきます。
条件は、一定以上の知識を有していて、論理を論理的に批判できるという方、そしてご自身の言葉でしっかりと議論できる方(ニュートラルな立場で関心があるという研究者さんなども大歓迎)。
ダメな方の条件は、お金の匂いがする人(笑)。
ちなみに喧嘩をしたいわけではありませんから、喧嘩腰もやめてね(笑)。
でも、徹底的に否定することを目的に来てください。
本当は、アンチだらけの中で講義をしてみたいものだけどね。
完全アウェーとか、そうとう気持ちいいだろうなぁ。
そんな中で「う~ん」と唸らせる講義ができてこそ、本物だからね。
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