仙腸関節塾第15期終了 ― まだ始まってすらいない ―

11月12、13日の二日間、前回と同じく錦糸町にて仙腸関節塾の第15期が開催され、無事に終了しました。

今回の参加者は新規が6名、再受講が2名の8名。

新規受講者の内訳は鍼灸師2名、理学療法士2名、アスレティックトレーナー2名。

いろいろなご縁で、このようなマイナーなセミナーにご参加いただきました。

初日はいつも通り、写真を撮り忘れ(笑)。

2日目も時々思い出したように数枚撮り、すっかり油断していた終了後、参加された方から「集合写真撮らないんですか?」と指摘され慌ててパチリ(笑)。

教室の電灯が点かなかったので、暗くてスイマセン。

今回参加された鍼灸師のお二人は、次男も学ばせていただいている整動協会の会員さん。

整動鍼の創案者で協会代表の栗原先生からのご縁で知っていただきました。

またもう一人、鍼灸学校在学中でトレーナーの方も、栗原先生のSNSでその存在を知ったとのこと。

その影響力、さすが!

 

その整動協会さん、くしくも同日に新規セミナー(秒速で定員が埋まったとか!)を開催。

次男も協会スタッフとして品川に来ており、セミナー後「飯を奢れや!!」と錦糸町に。

合流し、焼肉。

このちゃっかり者、楽しく学ばせていただいているようで安心しました。

 

さて話は変わりますが、前回同様、今回もカイロプラクター(履修者含む)の参加はゼロ。

私自身がカイロを学んで感じたように、カイロプラクターはきっと既存の仙腸関節理論に満足していないはずだと予想しているのですが、思ったほど参加はありません。

というか、ほとんどいない、と言っても過言ではない状況。

 

その理由を想像するに、カイロでも整体でもオステオパシーでも、いまや勉強熱心な施術者ほど仙腸関節や脊椎に対する直接的な矯正への関心は低く、時代遅れで理論もテクニックも出尽くした感すらあるいわゆる「オワコン」的な扱いになっているように感じます。

私が初めてカイロ学会で発表した20年前ですら、すでにそのような空気はありました。

勤勉で誠実な施術者ほど関心は他の手法へと向いていきます。

しかし私から見れば、仙腸関節(脊椎も)なんてオワコンどころかまだ始まってすらいない、と20年前から感じ続けているのです。

放っておいたら始まる前に終わるよね。

 

相変わらず宣伝もまともにせず、ホームページやSNSでの発信も消極的で、そもそも私自身やる気があるのかないのかよく分からないままに続けているこの講座ですが(笑)、それでもこうしてどこからともなく見つけ出し参加していただけることに感謝しつつ、全力で仙腸関節の魅力を伝え続けていこうと思っています。

それが好きだし楽しいので。

 

次回は4月に開催予定です。

興味のある方はお問い合わせください。

お気軽に。

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