観て、診る

昨日穴吹クリニックでの最後の患者さんは、大学で野球をしている学生でした。

肘の故障でしたが、ある特定の動作で痛みが出る。

そういう場合はその動作を再現させて、身体全体の連動性を観ながら、患部への負担を探る。観て、診る、ということになります。

アスリートは施術に対する反応も良いので、変化もダイナミックで楽しい。

こういうのは、面白い。

その彼はスポーツトレーナーになるための学部へ行っているということでしたが、僕も昔トレーナーになろうとしていた時期があって、それを思い出しながらの施術でした。

コンセントリックとかエキセントリックとか、いつもそれほど考えることのない筋肉のことなんか考えたりして、それも面白かったなぁ。あのようなケースだと、ここのエキセントリックは必要なんかな?なんて疑問もわいて、またそんな勉強もしたくなったりして。

ちょっと話は変わるけど、施術というのはやっぱり集中力だね。

僕の施術は手が勝手にしてくれている、みたいなところがあるから、極端に言えば頭で他のことを考えていてもできたりするんで、面白い人なんかだと話しが盛り上がっちゃったりするんだけど、でも、やっぱり集中してないとダメな時もあるな。

今年はもうちょっと集中してみよう。

 

コメント

  1. 天野 正美 より:

    見つけちゃいました、お元気ですか?ご無沙汰です覚えていますか?、先生には穴吹クリニックで大変お世話になり心より感謝申し上げます、手術後、足の痛み、痺れも殆どなくなり今では1~2kmは歩くことが出来るようになりました、ただ腰の痛みが強くて困っています、先生の不思議な施術も大変心地良いもので懐かしく思っております、私はお人柄の良い先生にはいつもため口で大変失礼な患者であっただろうと反省もしています、また何より車の運転では相手には「どうぞ、どうぞ」の精神をお聞きして実行しております、コメント大変長くなりまして申し訳ありません、またいつかお会いできる日を楽しみに?しております、健康に気を付けて日々お過ごしください、穴吹先生、半田さんやスタッフ様にもよろしくお伝えください(また来年3月に診察予定です)

    • 吉岡一貴 吉岡一貴 より:

      あ、天野さんだ!
      よーく覚えてますよ。天野さんの施術は楽しかったり悔しかったり落ち込んだり奮起したり、忘れられません(笑)。
      時々天野さん来てないかな、と待合室を眺めていました。去年は「あまちゃん」ブームだったので、見かけたら「じぇじぇじぇ!」とか言ってみようかと思ったり(笑)。半田さんともよくそんな話をしていました。
      でもお元気そうじゃないですか。1~2km歩けるなんてあの当時を思えばすごいですよ!よかった!
      では、いまの腰の痛みが改善され、歩行もより一層回復されることを祈りつつ、ぼくも元気な天野さんにお会いできる日を楽しみにしていますよ。
      ありがとうございました。

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