拝啓
アンジェラ・昭男です。昭和の男と書いて「アキオ」、アンジェラ・アキオです。意味は、ありません。
早いもので、我が家の長男も十五歳。本日、中学を卒業しました。
学校から「卒業式の日に本人が読むための手紙を書いてください」との依頼があり、先日書いたのです。このブログを長男が見ているか知らないけど(たぶん見てないでしょう)、一応秘密の手紙ということなので、これまで内緒にしていました。
手紙の内容はここには書きませんが、多少なりとも親の気持ちが伝わればいいかなと、それなりに思いを込めて書きました。ま、親の私が人生に正解なんてない、なんて思ってこんな生き方(どんな?)をしているわけですから、ああしなさいこうしなさいなどというつもりは一切ありませんし、言えません。人の道さえ外れなければ、それで充分なのです。
昭和の時代真っ盛りだった我々(昭男の時代)の頃には、十五の時に将来に対する不安なんて持っていなかったけど、今の時代の子供(平男)たちはどうなんですかね。同じじゃないのかな。だとしたら、それでいいんじゃないかと思う。
この先世の中がどうなるかなんて誰にもわからないんだし、いろんな時代をひとは生き抜いてきたんだから、これから先も、なんとかなるってことよ。
バカは若者の特権。先の心配などせずに、貴重な十代を精一杯、希望を胸に生きてほしいと思うのです。
敬具
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