「あの~、知り合いを紹介したいんですけど~、『どんなことするの?』って聞かれたときになんて言ったらいいんですか?」とよく聞かれます。
そんな時は「なんて答えたの?」と逆に聞き返すのですが、「ボキボキとかグリグリとかじゃないのよ。なんかパッとかシュッとかするのよって答えるんですけど、『全然わからない ??』って言われます!」と、ほとんどの方が同じ答えです(笑)。
ぼくの施術はほんとにそんな感じで、触れている手がパッとかピクッという感じで動くのです。
それを意識的にしているのではなくて、手が勝手にそう動く、っていうより、患者さんの身体がそうさせるのです。
これはいわゆる身体の内圧変動を感じ取れるようになってからずっとそうです。
でも、これまで同じような動きをしている他の施術者に出会ったことはありませんから、独特なのかもしれません。
一応これはこんなことではないのかな、というのはあるんですけど、それも推測でしかありません。
だからこのピッとかシュッとかについて、ぼく自身も説明のしようがないのです。
なので、普段これについて説明することはありません(苦笑)。
時々冷静に見て、「こんなわけのわからんことされてるのに良く来るなぁ」と思ったりもしています(笑)。
日曜日に外で車をいじっていたら家の前に一台の車が止まり、中からサングラスをかけた初老の男性が降りてきました。
「吉岡さんだよねぇ?」というので「はい。なんでしょう?」と答えたのですが、その方、何年か前に数回来られていた患者さんでした。
「いや~、前に来たときは足が痛くてさぁ、こんなんで治るわけねェ、なんて思ってたんだけど、治っちゃったのよ! なんかピッピッてやってたよねぇ」と。
「・・・ええ、そうです」みたいな。
その方、今度は別のところが痛くなったので、また来るそうです。
以前はね、このパッとかピッとか手が動くのが少し恥ずかしかったことがあるんですよ。
みんなに聞かれるし(学生なんかには特に)。
今ではそれが当たり前になってしまって、自分では何とも思わないんだけど、受ける側からしたらやっぱり不思議だよね。
うまく説明はできませんけど、それで良くしているんです。
まぁそんな、ピッとかパッとかシュッとかを受けてみたいと思う方は、一度お試しください。
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