12月6日、仙腸関節塾第2期開講。参加者募集中です。
徒手療法家ならだれでもそれぞれに身体観や健康観というものを持っていると思う。
思想や信念のようなものと言ってもよい。
目指すべき真の健康、あるいは身体の理想的な状態とはなんだろうと、日々患者と向き合いながら自問自答を繰り返す。
時々ぐらつくことはあるけれども、それがないと、核を見失って迷走しかねない。
今現在のそれを大まかに言えば、健康な、目指すべき状態とは、身体の様々な循環が淀みなく流動し、それぞれが調和を保ちつつハーモニーを奏でるその中で、すべての組織が自由にゆらいでいる、そんな状態を想定しながら施術を行っている。
サブラクセーションという概念は逸脱であり、固着であり、その調和を乱す不協和音となる存在なのではないかと解釈している。
その調和の中には脳脊髄液の循環とそこに関わる内圧変動も含まれ、それらは骨盤の問題と直結している。
だから仙腸関節の問題は、ひとの健康状態を維持するための大きなファクターであると確信しているのである。
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