仙腸関節の有用性をあらためて実感中

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仙腸関節が骨盤周囲のみではなく、そこから遠く離れた様々な症状に関連しているということは、このブログや動画などで何度も紹介している通りです。

とは言え、何でもかんでも仙腸関節のみで解決するというわけではありませんから、より広範な問題に対処するためにはその他諸々のテクニックが必要とされるケースも出てきます。

私自身「仙腸関節しかいたしません!」ということでは当然なくて、その他諸々のテクニックを総動員して目の前の問題に臨んでいます。

その中の一つに「脊柱へのアプローチ」があります。

脊柱へのアプローチは仙腸関節塾でも取り入れていて、それもそんじょそこらの分析法とは異なる私のオリジナルです。

もちろん世の中は広いですから、世界中を探せば同じ考え方もあるかもしれませんが、少なくとも私自身がどこかで教わってきたものではありません。

これはこれで、単純ですがなかなか効果的なテクニックなのです(効果のほどはこちらでご確認ください)。

で、現在、それとは別に新たな脊柱へのアプローチに挑戦しています。

いまのところ、効果は半々といったところ(笑)。

ただし、現在検証中ですから、もともとの手法よりこちらを優先しているので、もしかするとこれまでの脊柱アプローチの方が効果的なケースも中にはあるかもしれません。

私がこの手法に期待しているのは、これまでの方法では結果の思わしくなかった問題への対応です。

なので本当なら、既存の手法で上手くいかなかった症状に限定して試すほうが良いのですが、時間の関係でそれも出来なかったりします。

でもコレ、はまるとばっちり効きます。

現在のところ主に頚部を含めた上肢の問題がメインですが、下肢の症状にも今後は応用していく予定です。

これまでの方法と何が違うかというと、それは分析の仕方です。

こんなことを書くと何かややこしそうに感じるかもしれませんが、いつも通り単純です(笑)。

なぜなら、誰でも分かる理屈で、だれでも再現できるものでないと、検証が出来ないからです。

もちろん仙腸関節塾を想定してのことです。

ただし、単純であるとは言っても、それなりに厄介な点もあります。

それは、背骨が24個もあるということです。

現在ある仮説を立てて、それに沿って各椎骨と症状との関係性を検証しているのですが、いかんせん24個もある脊椎をすべて検査することは非効率的ですから、ある程度の見当は事前に付けておきます。

見当をつけてからの作業とは言え、最後は一つずつ確認しなければなりません。

その辺が、やはり少々面倒なのです。

そういった点から見ると、やはり仙腸関節は優秀です。

なんせ左右に一つずつしか関節がありませんから(笑)。

そしてそこの調整だけで、かなり広範な症状に対応できたりします。

24個の脊椎一つ一つを精査するよりも、左右の仙腸関節の触診精度を上げる方がよほど効果的かもしれません。

と、そんなことを考えつつ、あらためて仙腸関節の有用性に気付かされているのです。

でも背骨も面白いので、もう少し検証を続けます。

骨格って、本当におもしろいなぁ。

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