ディープインパクトもキタサンブラックも

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仙腸関節の話をするときによく競走馬の例を出すのですが、実は競馬のことなんて全然知らなくて、どんなかな、とYouTubeで見てみたんです。

古めで画質が鮮明ではない動画が多く、その中から比較的新しめのものを探していたら、名前だけは私でも知っている「ディープインパクト」のラストランの動画に目が留まりました。

それがこれ↓

この動画の2:21あたりの、最終コーナーを抜けて直線に差し掛かるタイミングで足の運びがスイッチするのですが、そこからの加速がすごい!

そしてこれがまさに、右利きの特徴がよく表れた走法になっているのです。

 

見た瞬間テンション上がって早速FBに投稿したのですが、その後他の動画を見ていたら、左回りでは足の運びが逆だったりして、「あ、もしかして早とちり?」なんて思ったりもしましたが、じっくり見るとやっぱり右利き的な動きにしか見えない。

で、ちょっと調べてみたら、馬にも利き足があるということは普通に言われているようです。

JRA 競馬用語辞典

競馬会では、利き足のことを「手前」と表現するんですね。

でも、この理屈では位置的に前にある側の足を「利き足」と定義することになり、これは私の理屈とは逆。

私は後ろにある側の足を利き足と考えています。

 

上の文中では心臓と利き足の関係に言及していて、「ヒトも同じ」としていますが、統計上ヒトは右利きが85%で、これは脳の機能に由来したものです。

と考えると、手が右利きであれば足も右利きですから、左手前という偏りがあったとしても、それは利き手(足)を前にしているという解釈では矛盾が生じます。

まぁそんなことをとやかく言うつもりはないのですが、馬も左右の脳に支配されているわけですから、当然優位性があるはずです。

で、走り方をみていてもやっぱり右利きが多いと感じます。

特にコーナーの走り方で分かります。

 

私は競馬も左回りが基本だろうと勝手に思っていたのですが、どうやら日本は右回りの方が多いようで、これは国によってバラつきがあるようです。

右回り左回り両方見比べてみると、多くの馬は左回りが自然な動きです。

これもヒトと一緒。

 

細かく書き始めると際限なく書いてしまいそうなのでやめておきますが、こうした利き足の特徴には仙腸関節の機能がダイナミックに関係しています。

あ、人間の場合ね。

そしてそれは、ヒトの身体の歪みと密接に繋がっています。

仙腸関節塾では、そこを深く掘り下げた講義を行っています。

面白いんだよね、これが。

 

ちなみにキタサンブラックも右利きですね。

それにしても、馬が走る姿って美しい。

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