仙腸関節塾in東京 4月17日開講!
定員まで残り2名になりました。
私は部位に限らず急性期の症状は割と得意でして、足関節の捻挫もそのうちの一つです。
捻挫の場合、一般の外傷論では急性期には安静が基本で、患部の矯正を行うことはないのですが、急性期と言えども、やはり矯正は行ったほうが良いのです(もちろんそれなりの方法で)。
亜急性期でも患部に問題が残っていることが多々ありますから、当然チェックは必要です。
慢性期も同様ですから、初検がどの段階でも患部を診ないということはありません。
そしてもう一つ大事なのが、やはり骨盤です。
特に亜急性期から慢性期に至るものは仙腸関節に問題を抱えていることがとても多く、その調整で症状が半分以下になってしまうことも少なくありません。
むしろ仙腸関節が主犯だった、と思えるケースにも頻繁に出くわします。
このあたりについてはHPで紹介した症例報告をご参照ください(このレポートでは「腰仙関節」を問題の主役としていますが、腰仙関節と仙腸関節は一つのユニットであり、同時に矯正しなければ問題の解決にはなりません。ちなみにこのレポートは10年以上前のもの。登場する女子中学生も、今年結婚が決まったそうです^^)。
こうした問題の要因は、荷重の偏りです。
どうしても患部をかばいながらの生活になりますから。
そしてその問題が放置されると崩れたバランスが固定されますから、捻挫の後に腰痛を発症した、などと言う話にも繋がってしまうわけです。
「怪我なんて放っておいても治るよ」と考える人も多いものですが、我々のようなプロがそれではいけません。
しっかりと診て、問題があるのものにはきっちりと対処する、当然その判断は施術者が行う、そうでなければ看板を上げる資格はないと私は考えています(うちは看板ないけど(笑))。
これは毎度おなじみ仙腸関節塾第一期生である甲府市の栞 鍼灸整骨院院長岩松忠行さんの症例動画です(いいかげん、自分で動画作れって?)。
矯正前後で、歩行や屈伸時の荷重バランスが変化しているのが分かりますか?
ちなみにこの場合、左仙腸関節に注目すべきなのです。
最後にもう一度仙腸関節矯正をするとさらにいいかもね。
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