糖質制限を始めたのが7月7日(七夕)、ほぼ二ヶ月が経過しました。
なぜ日付まで覚えているかというと、ぼくは誕生日が7月4日で、その翌々日にお腹の調子を崩し、それがきっかけで始めたので忘れにくいのです(笑)。
さて、本日の朝食前の体重は74.2キロ。
開始以来の最低体重は月曜日の朝の73.2キロでした。
右肩下がりで減っていくわけではありませんが、まだ減り続けているな、という感じです。
もともとダイエット目的ではないので「もうそろそろ止まってもいいんだけど」とも思いつつ、減り続ける体重を観察するのも楽しみで、これまで何年も使うことなどなかった体重計に朝晩いそいそと乗る自分の変化に驚かされたりもするのです。
それでも一番の驚きは、糖質制限がまるで苦にならない、ということ。
糖質制限については数年前からその存在は知っていて、その理屈についても好意的に見ており、できれば実践したほうが良い、とは思っていたのです。
しかし、「炭水化物抜きの食事は楽しくないだろう(結構きついだろう)」とか「病気になったらはじめよう」など、いろいろと理由をつけて「今はまだいいや」と思っていたのです。
それが始めてみると、まるで苦にならない。
なぜこんなに順調に続けられるのか、その理由をいくつか考えてみたのです。
まずひとつは、これといった基礎疾患がなかった、ということ。
実はこれは厳密には不明で、あまり大きな声では言えませんが、ぼくはこれまで町で行うような「健康診断」というものを受けたことがありません。
自覚症状もないのにあんなものに時間とお金を使うのは無駄、という信念のもと(笑)、自分の悪いところをわざわざ見つけてもらうという行為から逃げ続けていたのです(知らぬが仏、ですよね)。
だから実際はどこか問題があったかもしれません(たぶん何かはあったでしょう)。
もし、病気のために糖質制限を始めたのだとしたら、ある種の強制性に捉われ、苦しい面があったように思います。
つぎに、タンパク質全般が苦手ではなく、むしろ好きであったということ。
アレルギーがない、ということも幸いだったことは言うまでもありません。
炭水化物以外にもおいしく食べられるものはいくらでもあった、というのが、苦も無く続けられている大きな理由です。
そして最後は、お腹を壊したこと。
これがもっとも大きな理由であるように思っています。
いま思えば、超が付くほど糖質まみれの生活をしていたぼくが、ここまですんなりと移行できたのは、誕生日の翌々日にお腹を壊して2日ほど「絶食」をしたからではないかと思うのです。
その2日間で、これまでのエネルギー供給システムがブドウ糖からケトン体に強制的に移行させられ、その後の糖質制限でもエネルギー不足を自覚することなく過ごせているというのが、その大きな要因ではないだろうかと推測しているのです。
ついでに言えば、これはぼくの勉強不足が幸いしたのですが、自分自身では軽い気持ちで「プチ糖質制限だ」などと言いながらはじめたそれが、実は3食とも主食を抜くというのは「スーパー糖質制限」というやや高めのハードルだったようで、それも結果的にケトン体システムを強化する一助になっていたのかもしれません。
なので、誕生日翌々日にお腹を壊したというのは、実は天からのプレゼントだったのでは、なんて思ったりしています(ポジティブ)。
いずれにしても、いまのところまるで苦も無く、どちらかというと楽しく糖質制限を続けられているのです。
つぎは、糖質制限の幸せなどについて、書いてみたいと思っています。
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