仙腸関節塾2days 第10期【in東京】9月1、2日開催 参加者募集中!
先日紹介した仙腸関節塾第9期に参加されたNさんからの「手首痛、手指痛」について、続報を頂きましたので、再度ご紹介。
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先月は、主訴は違うのですが、1年前から左小指のばね指の方は、1回で曲げ伸ばしがスムーズになりました。
次、来院されたときは、違和感なく動かしてもひっかかりがなくなりました。
もう一方は、職業看護師の方。
良く手を使うとのことで、3~4年前から右中指を完全に曲げると左手で伸ばさないと伸びなく、怖くて完全に曲げることが出来なかったのですが、曲げることが出来るようになりました。
この方は、10年以上来院されている方ですが、ばね指に関しては、僕自身半分諦めもありました。
吉岡メソッドを学び、えっ、意外に簡単に動くようになり、僕自身もびっくりです。
そして、最後の方は、産後の骨盤矯正で来院されたのですが、左拇指の伸展が痛みで出来なかったのですが、1回で痛みがなくなりました。
本人もプラシーボ?って言っていました。
まだまだ、データを取り、研究をしないといけませんが、これだけ手指の痛みで悩まれている方がいるので、手指、手首、肩の痛み専門院で特化するのも面白いかもしれません。
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教えた私自身もびっくりです(笑)。
Nさん、ありがとうございます。
素晴らしい結果ですね。
続報にも期待したいところです!
吉岡メソッドについては出来る限り「リアル」をお伝えしたいので、私の中での手首、手指痛に関する印象を補足しておきます。
何度かお伝えしているかと思いますが、手首や手指の症状は、尺側(小指側)の問題であれば、高い確率で効果が期待できます(再現性【高】)。
橈側(母指側)の場合、再現性は【中】程度です。
母指のバネ指など、吉岡メソッドだけではまったく変化しないことも稀ではありません。
しかし橈側の症状も、尺側に比べると再現性は高くないなりにも、変化する時は激変です。
先日も、バネ指ではありませんが、ドケルバン病(母指側の手関節で起こる腱鞘炎)が一度の施術ですっかり改善しました(これは何度か経験あり)。
2~4指に関しては、橈側と同程度か、やや高いくらいの再現性と思われます。
Nさんの経験も、3度続けば、これはまぐれではありませんよね。
手首も手指も、長引くと厄介な症状です。
改善できるものは、早く改善するに越したことはありません。
患者の立場で考えても、チャレンジする価値は十分あると思います。
これが1、2回でまったく変化しないようなら、続けるかどうかは患者さんに委ねる、というスタンスが、誠実な対応かと思います。
Nさんのケースように、数年前からの慢性的な症状もがらりと変わるわけですから、施術者側が試さない理由は一つもありません。
吉岡メソッド自体は、たったの数分で終わるんですから(笑)。
であらためて、Nさんの「手首痛・手指痛・肩の痛み専門院」、大賛成です。
でも、私の理想とする吉岡メソッド(脊柱含む骨盤矯正)の位置づけは、なにかの症状で困った時には、試しに骨盤矯正でも受けてみるか、と選択肢の一つに含めてもらうことです。
骨盤矯正の目的、その効果が期待できる症状をもっともっと明確化、具体化して、骨盤矯正自体の価値を、いまの時代でも十分通用するものに一般化して広めていけたらと思っています。
そもそもそれだけのポテンシャルが、骨盤には備わっていると考えます。
だから、もし一つに特化するなら、それは「骨盤矯正」に特化するのが、やっぱり理想です(笑)。
「症状は追わない。あくまでも骨盤(脊柱)の正常化を追求する」ってね。
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