小物たちの輝き

GWっていつまでですか? 次の日曜日までだよね?

ということで、すでに一か月ほどからかっている原付バイク、まだ仕上がりません!

予定では昨日終わるはずだったのですが、キャブレターを付けた時に一か所Oリングの劣化を見つけ、やっぱりきれいにしておこうと分解してみたところ、エアスクリューのスプリングが見当たらない。

小さな部品だけど、さすがに分解時に無くすわけないと思うので、最初から付いていなかったような気がするのですが、あれ、なくても平気なのかな?

とにかくそのままというわけにはいかないから、パーツが届くまでエンジン始動はお預けなのです。

ところで、わたくし一応カイロ業界ではちったあ名の知られた存在で、学会では役員など仰せつかっていたりもしているのですが、来る日も来る日もちんけな原付バイク弄りのブログばかり書いて、我ながら小物っぷりを自覚しております。

どうも大物にはなれないようで、かれこれ二十年ほど前の結婚式の祝詞で、恩師から「吉岡君は典型的な大器晩成型で・・・」とのお言葉を頂戴したのですが、晩成の晩て、だいたい何歳くらいのことだろうと、時折考え込んだりするのです(笑)。

まぁ無理して大物ぶって思い上がるよりはましだと思ってますけど。

そんなことはいいとして、本日は、わたくしと同類である小物たちの紹介でも。

 外装は塗装したのですが、やはり素人、プロの仕上がりには程遠いもの。

しかしそれなりにはきれいになりました(取り付ける時に、きっと傷はつくんだろうけどね)。

外装がきれいになったら、気になるのはその他の小物達です。

元はきれいだったはずの小物達も時の流れには逆らえず、過ぎ去った月日の長さを感じさせる外観を呈しています(こればかりは、大器晩成とはいかないようで)。

なんとかしたい・・・。

よし、磨こう!

ということで、商売道具である指が痛くなるほど、連休中に磨きまくりました!(あ、子供と出かけたりもしましたよ。一応パパなのでね。)

今日はそのほんの一例を。

まずは嫌でも目に入るハンドル回り。

元々の写真は撮り忘れたけど、ハンドルのスイッチ周辺はだいたいこんな感じ。

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中はこんな↓

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これでは接触も怪しい

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ばらしました。

そしてひたすら磨きました!

ビフォーアフター↓

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違いが分かりますか?

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キレイになったぞ!

メーターも磨いて、

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ついでに分解して、距離計のゼロ戻し。

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このバイクはメーター不動で、ホイール内のメーターのギアがサビで固着するほどでしたから、それなりの期間動いていなかったものと思われます。

だいたい10000キロで一回りですから、走行距離など初めから分かりません。

売るつもりもないし、せっかくなのでゼロに戻しました。

その他キャリアなど金属系を一通り磨き終わり、ハーネスだってきれいにするぞ、と接点なんかも磨いていたら、こんなの発見↓

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外れてるじゃん。しかもサビ(緑青)もひどいもんだ。

これはスターターリレーへの配線です。

セルでエンジンかからない、と言ってたけど、原因はこれだね。

なんだかところどころで、よく走ってたな、という問題が見つかります。

このまま乗ってたら、すぐにあちこちおかしくなっていたでしょうね。

今回はオーバーホール前提で購入したので全く気になりませんが(むしろ楽しい^^)、そのつもりもなく、見た目や値段だけで決めたのだったらさぞがっかりしたことでしょう。

基本、外観よりも中身、それも小物の方が案外重要度は高いものです(エンジン自体は結構強いものだしね)。

そしてこのような小物の輝きが、全体を引き立たせてくれたりもするのです。

小物って、すごいよね!

と、そんなことを想いつつ、このコーナー、しつこく続くのです(笑)。

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