クルマは二十歳を過ぎてから

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いつの間にかボロいクルマを見ると興奮するという変な体質になってしまったようで、街でそんなクルマを見るとついつい「おぉ、カッコイイ」と見惚れてしまいます(笑)。

犬の散歩中に見かける初代エスティマがやたらかっこよく見えて、「やっぱりクルマは20年過ぎたくらいからようやく味が出て来るな」なんて思ったりもします(熟車好き)。

もちろんピカピカの新車も嫌いなわけではないのですが、味はないよね。

そんな我が家には現在20年越えの車両が、車が一台、原付が二台あります。

その中の一台ジョルノ君も二十歳をとうに超え、良い味が出ているわけですが、古いのでいつ故障するか分かりません。

今のところ大きな不具合はありませんが、前々から予備があるとイイなぁと思っていたところにたまたま情報に接して、エイッと買ってしまったのです。

かなり傷んでいることは予想していましたが(購入前は写真とメールでのやり取りのみ)、想像を超えるボロさに軽く興奮(後悔?)を覚えながら、先日引き取ってまいりました。

この状態で長年、屋外放置されていたようです。

廃車届を見ると日付がH23年12月になっているので、少なくとも6年以上公道を走っていないということになりますね( ゚ ω ゚ ) 。

ステップのバッテリーカバーがありませんから、配線関係もかなりヤバそうです。

若干気後れしながらも、スペアとしての期待を大幅に裏切った外装を外して中を確認。

うん、中もキタナイ。

キャブ周りベタベタ、シリンダーもサビサビで、想像以上でした。

これは萌えますねぇ(負け惜しみ)。

ガソリンタンクもオイルタンクもご覧のとおり。

劣化したガソリンとオイルが、まだ中に残っていました。

でも心配していたタンク内のサビはありませんでした。

ケーブル関係は全滅で、アクセルワイヤーは途中で切れてます(笑)。

はなから部品取りのつもりですが、一応分解の前にエンジンのチェック。

現状はもちろん不動です。

取り敢えず、キャブのお掃除。

パッキンの状態などからたぶん一度もメンテされていない様子ですが、フロートバルブに酷い摩耗はなさそうなので、距離的にはあまり乗られていないのかもしれません。

パーツクリーナーとエアブローだけで簡単にきれいにしたキャブを再度取り付けて。

プラグは少し錆びていましたが、チェックしたところ火花は飛ぶようなので、とりあえずそのままにして、ガソリンとオイルを交換してエンジンを掛けてみました。

当然すぐには掛からず、キャブからパーツクリーナーをひと吹きし、再度キック。

↓ 見えにくいかもしれませんが、白煙を吹き出しながら、無事に掛かりました。

一体何年振りの復活でしょうか(笑)。

雨ざらしになっている間に電装系の腐食や断線などあるだろうと思っていたけど、これは大丈夫でした。

エンジンの無事を確認できたので、フレームから取り外し保管。

エンジンだけでも予備があれば、ひとまず安心です。

次は腰上や駆動系のチェックですね。

古いものを自力で再生する、こういうところが、やっぱり楽しいんですよね。

新車じゃできないし(笑)。

クルマ(もバイク)も二十歳を超えると味が出るだけでなく、こういう楽しみ方が出来るのもイイですね。

まぁなんだかんだ言って、「なおす」ということが単純に好き、ってことかもしれないけどね。

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