アラサー(平成3年生まれのもうすぐ28歳)の車ともなると、あれっエンジンかからないよ、なんてことも時には起こるわけです(笑)。
先日、出先から戻ると長男がジムニーに乗り込んで出かけようとしているのですが、なんか様子が変。
どうやら暖機後に出発しようとした際にエンストし、そのままかからなくなってしまったようです。
昨日も普通に乗っていたし、特に不調はなかったとのこと。
さっきまでエンジンはかかっていたので、かぶったかな?と何度かトライしたものの、点火しそうな気配なし。
結局諦めて、次男を遠征に送り届けて戻ったas soon as、今度は長男を送る羽目になりました。
お出掛けでもないのに、日曜の早朝から100キロ弱のドライブ(笑)。
そしてせっかくの休日なのに、ジムニーのトラブル。
最近はすっかり長男専用になって私が乗る機会もなくなったジムニー君との、久しぶりのふれあいです。
まぁそろそろオイル交換の時期だったし、タイヤも交換したかったのでちょうどよかったのかも(と、無理やり納得)。
たしかにトラブルも多いアラサージムニーだが、なんとかなっちゃうのもアラサージムニー。
直すよ!
状況的にみて、セルは回るので電力の供給はOK、直前までエンジンは動いていたので燃料の供給もたぶんOK、となると、問題は点火系とみた。
確かプラグを交換したのは二年くらい前なので、不調が出ても不思議ではない。
で、取り敢えず1番のプラグを外してみたら、あれれ、ターミナルサビてるし(緑青も)。
これではなにか変調もあったんではなかろうか?
それにしてもこれが出先でなくてラッキーでしたね。
ひとまずプラグを買いに近所のホームセンターへ。
その途中、いつもお世話になっている「マツダオートザム峡北」さんに寄り、「こんなんなってるけど、なんで?」とプラグを見せて聞いてみたところ、「リークだね」とのこと。
プラグコードのキャップが緩んでたのかな??
プラグ交換で、取り敢えずエンジンはかかりました(3番プラグも同様の状態でした)。
でもリークがあるならまた同じことなので、念のためコードを注文 (モノタロウで) 。
このトラブルでは、中枢は発火しているのに末梢で点火しない、という異常が生じていたことになります。
このルート( ディストリビューターからプラグ)は、いわば運動神経線維です(二次ニューロンかな?)。
つまりヒトでいえば末梢神経系の問題。
で、最終的にスパークするプラグの電極はシナプス(そのまんまな感じですよね)。
そしてエンジンが効果器、筋肉ですね。
ここには同時にガソリンが供給されていて、その供給に不足があれば循環器系の問題ということになりますが、今回はたぶん大丈夫(いまのところは)。
つまり神経線維の伝導障害だったわけです。
直前にはエンジンがかかっていたので、この時点ではまだneurapraxia(一過性)。
しかし車にはヒトのような自然治癒力がありませんから、放っておいたら確実に予後不良。
取り換えておけば安心。
火曜日に届いたコードをさくっと交換し、修理完了。
うん、ばっちり。
ほら、やっぱりなんとかなっちゃった。
でもしばらくは様子見ですね。
まぁダメならまた直せばいいさ。
って、こういうところが古い車の面白いところでもあるのです。
車でアラサーはなかなかのものだけど、この調子でアラフォーくらいまで行けるかな?
さて、次はこの凹みでも直すか…。
しかし新型ジムニー……いいなぁ……欲しいなぁ。
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