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先日汎用のグリップヒーターを取り付けようと購入したものの、構造的に取り付けられず断念した長男の通学用カブ。
本人から「俺だって寒いのに、弟ばっかりぬくぬくしやがって!チッ!」とか言われたわけではないけれど、なんとなく後味悪いよねってことで、やっぱりつけました(笑)。
しかし汎用のグリップヒーターはどう工夫しても取り付けられそうになく、カブ専用もあるにはあるのですが、値段が高い上に評判もあまり良くない(気がする)。
そこで新たに用意したのがコレ↓
「カブ&ピース」さんで販売しているグリップヒーターです(写真はHPから拝借)。
ニクロム線と抵抗を用意すれば自作も出来そうだけど、1900円なので、買ってしまった方が早いと思う。
見た目はただの「スイッチ付のコード」なのですが、これをグリップに巻きつけて、ニクロム線(黄色い線)に通電することで温まるという代物なのです。
これの優れている点は、電源をジェネレーター⇒レギュレータ経由で確保するため、バッテリーへの負担が小さいという点。
貧弱なカブの発電にも対応できるように、消費電力も抑えてあります。
一方これの優れていない点は、まぁ想像してみてください(笑)。
では取り付け方法など、ちょっとご紹介します。
まずは配線。
コードは全てキボシ加工されていますから、それをヘッドライトの裏にあるメーター球のラインに割り込ませるだけです。
簡単。
ヘッドライトを外すだけでも接続は出来ますが、その後の処理を考えるとハンドルも外してしまう方が良いです。
次にニクロム線とスイッチをハンドルの下を通してグリップまで引いてきます。
そしてニクロム線をグリップに巻きつけ固定。
グリップ保護のためのマスキングテープの上にニクロム線を巻きつけて、ビニールテープで端を固定してから全体のバランスを修正します。
ここで検討中のあなたにワンポイントアドバイス(需要あるかい?)。
このカブはグリップを交換した際、接着剤を使いませんでした。
これまで問題はなかったのですが、さすがグリップヒーター、熱でゴムが柔らかくなるので、グリップが緩んでスロットルを回すと(グリップとスロットルコーンとの間で)滑ってしまいます。
グリップヒーターをつける際には、グリップとコーンは接着しないとダメですね(結局後で直しました)。
販売サイトではこの上にビニールテープぐるぐる巻きとなっていますが、メールでの案内にテニスのグリップテープがおすすめとありましたので、私もそれを採用。
こんな風に↓
握った感触はビニテよりも断然いいですね(笑)。
でもほら、ご想像の通り、デコボコしててなんだかカッコ悪いぞ(笑)。(←優れていない点)
そして最後はスイッチの固定。
これは販売サイトにもネット上にも情報が見つけられず、はてどうしたものか?と思案の末、スイッチ用のステーをちょこっと加工して、このようになりました↓
左のスイッチボックスに共締め。
これで完成。
試走してみましたが、ほわっと暖かい、という感じ。
まぁ素手ではさすがに厳しいかもしれませんが、ハンドルカバーがあれば十分な暖かさだと思います。
手が暖かいと、体感温度も変わりますね。
しかし世界一売れているバイクだというのに、もう少しこういうパーツが出てきてもいいと思うんだけどね。
ちょっとカッコ悪い気がしないでもないけど、これも好きかな。
カブらしいっちゃあカブらしいし(笑)。
って、ぜんぜんカイロらしくない内容でいつもスイマセン!
いろいろ自分で「なおしたい」ってところが、ちょっとだけカブってるってことで(笑)。
コメント
とうとう長男さんのカブのハンドル、暖房装着☆彡完了ですね!!
すごいですね~仙腸関節塾ならぬメカニックDIY塾ですね。
ブドウだって作ってしまうしーその好奇心と行動力がすばらしい!
人生楽しんでますね~~✨
バイク通学は寒そうですからねぇ。
出来ることは自分で楽しみながら遊んでます(笑)。
古いのは構造が単純なんですよ。
まぁプロから見たら笑われてしまうでしょうけど(^^;。