仙腸関節塾 第17期 令和6年9月29日(日)30日(月)開催決定
(第17期は満席となりました。次回は令和7年4月頃を予定しています。興味のある方はご連絡ください)
ジムニー整備記録その③です。
前回のワイパー根元の板金でやらかしました。
一応フロントガラスの養生はしたのですが、それが甘かったようで溶接時のスパッタ(火の粉)でガラスが溶けました!
溶けたといってもドロドロになったわけではなくて、表面にポツポツと小さな凹みができた、という感じ。
気にしなければ大丈夫かな?という程度なんだけど、もともとガラスも変色していたし、周りのゴムモールの劣化も激しかったので、余計な出費ですがこの際交換することにしました。
で、ここで問題が一つ。
パーツリストでモールの品番を調べてみるとうちのJA11は車台番号から1型の後期(たぶん)にあたるようで、なんとそこに該当する車両のみモールの品番が違うのです。
そしてそれだけが廃番(泣)。
フロントガラスをモールで固定するタイプのその他の車両はまだ部品が出ているので、流用している人がいないかネットで調べてみても情報なし!
スズキにメールで問い合わせてみるも、事務的に「品番が違うと互換性なし」とにべもない回答。
でもガラスの品番は一緒、ボディーのパネルの品番も一緒なので、合わないはずがない。
モールの値段は1万円弱、合わなかったらそれが無駄になる不安を抱えながらも、それしか選択肢がないので注文しました。
今ついているモールの再使用は出来ないので、一か八かの大勝負です。
↑ガラスの状態はよく見えないかもですが、モールもガッチガチのひび割れ状態なのでそもそも交換時期ですね。
さて板金。
サビで一番気になっていたのはリアハッチのヒンジの部分でした。
購入時(13,4年前?)からサビが浮いている感じでしたが、それが年々大きく育っていきました。
ある程度予想はしていましたが、目の当たりにすると怯みますよ、これ。
↑始めてしまったからには後戻りできないので、開き直って大きく切開。
この後パテ埋めしました。
ここが一番ひどいと思っていたんですよね、この時までは。
次にフェンダーの板金。
↑フェンダーは前後左右とも浮きサビがあったのでチャチャっと直してしまえ、と軽い気持ちで取り掛かったわけです。
サビている部分をグラインダーで削っていったらアラびっくり!
なんでこんなこと始めちゃったんだろう、と後悔しながらヤケクソ気味の作業。
いよいよ引き返せない状況(笑)。
リアはリアでひどいんだけど、前は前でね…。
このフェンダー、全体的にこうなんだろうな、と思うとさすがに萎えてしまって、フロントはとりあえず塗装の浮いているところだけ削ってサビを落としてパテで修正することにしました。
コの字(フロントフェンダーの部分)は部品取りのがあるので、またすぐにサビが浮いてくるようならまるっと交換します。
さて、リアフェンダー。
これは思いがけず大工事。
↑100vの溶接機だと薄板は溶けるので厚板で。無駄に頑丈なフェンダー(笑)。
板金作業はこだわっていたら永遠に終わらないので「俺はプロじゃないんだ、大体でいいんだ大体で」と呪文のように唱えながら作業。
↑左リアではその他、ホイールハウスの後方と内方の穴埋め。後方は鉄板で当て板を作り溶接。
↑室内側から見るとこんな感じ。今回時間がなくて仕上が雑だけど、そのうちキレイにしたい。
ちなみにここは購入時から大穴が空いていて、グラスファイバーでふさいであった部分です。
続いて右リアフェンダー。
↑でもここ、ガソリンのホースのすぐ近くなので溶接は怖い(タンクおろせばいいんだけど、時間がないのでおろさず作業しました)。
↑その前にグラスファイバーとPOR15で穴を埋めておきます。
↑写真はグラスファイバー前ですが、最終的にこの形でボルト固定。
その他小さな凹みの補修やシーリングの打ち換えなど行って、板金はひとまず終了。
↑シーリングも剥がすとこんな感じでサビてます。雨漏りの原因ですね。
いや~、それにしても大変でした。
作業最優先だったのですべてを写真に収めていたわけではないですが、それでも載せきれないほど膨大な作業量でした。
プロに頼むとそれなりの高額修理になる、ということがよ~くわかります。
あと1ヶ月くらいあったらもう少し余裕をもってできたのかもしれませんが、まぁどうせ素人だからそれなりでしょう(笑)。
今回はここまで。
まだ続くのか…。
作業も疲れたけどこのブログも疲れるなぁ(笑)。
【今回の作業】
板金&板金&板金&シーリングなど
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