来た!?

骨盤矯正とか骨盤ダイエットとか、雑誌の見出しなどで見かけることがあいかわらず多いですよね。

先日もジュンク堂の健康関連の書棚にたくさん並んでいるのを眺めてきたばかりです。

中身を確かめるまではしませんでしたけど。

 

ああいった特集を見かけると、いつも思うんですよ、なぜ僕のところに取材に来ないんだ、おかしいだろ、と。

 こういうことを書くと、バカだなお前、と思うでしょ(それは正解!)。

でもね、わりと本気で思ってるんですよ(バカだから)。

 

 自分で言うのもなんですが、僕ほど骨盤の論文を書いている人間もそうはいないと思うんですよ。

確かに海外の著名な学術誌で発表したというわけではないし(おまけに日本語だし)、実証された内容でもないですけど、それは世界中にある仙腸関節の研究という点で言えば、基本的にはどれも同じなわけです(実証されていないという点でね)。

 

見たことも聞いたこともない人が、骨盤について分かったようなことをしゃあしゃあと語っているのをみるとつい、おぬしがなぜ骨盤を語る、と思ってしまうのです。

まったく日本のマスコミは本気で骨盤のことを考える気があるのか(それはないな)、どういう基準で選考しているんだ、責任者を出せ、いや出すなら適任者を出せ、なんてことも言いたくなるというものです(要するに、骨盤のことは俺に語らせろ、そういうことである)。 

 

 そんなことを常日頃から感じているのですが、それが今朝、ついに来たか!という電話があったんで、これは引っ越したばかりのブログのネタにちょうど良いと、2日連続の投稿をしているわけです。

 

その電話とは、たぶん誰でも知っている大手出版社の代理店からのものでした。

「もしもし、わたくし○○(出版社)の○○(有名な雑誌の名前)の担当のものですが、貴院のHPを見てお電話いたしております。○○(雑誌)で『自律神経(うろ覚え)、腰痛』の特集があり、そこで『腰痛ならこの10人(みたいな感じだったと思う)』という紹介記事に出ませんか?」というものでした(ちょっと記憶が曖昧でごめんね)。

 

 おっ、ついに来たか!と思ったわけですよ、あたしは。

時代は骨盤ブームだ、骨盤といえば俺だ、みたいな感じで。

 

そして話を聞いていたら、要は「有料」なんだそうで・・・。

それもかなりの高額(1ページまるまるだと目玉飛び出す額)。

速攻で断りました!

 

3月くらいには店頭に並ぶそうです。

そこにはきっと「日本の10人」が誇らしげな顔で載っていることでしょう。

 

もし患者さんからそんな話題が出たら言ってやろうと思ってるんですよ。

「俺も選ばれたけど断ってやった」と(理由は内緒でな)。

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