誕生から四半世紀の時を経て、やや長めの学生生活に終止符を打った長男は、今春から新社会人として家を出る。
卒業おめでとう。
地元の大学に行ってくれて本当にありがとう。
内心不本意だったはずだけど、おかげで家計は助かったよ。
社会に出ても不本意を感じることはあるだろうし、その固すぎる真面目な性格がマイナスになることもあるだろうけど、根気よくこつこつやれば報われることを示してくれると父は嬉しい。
会社勤めの経験がない父にできるアドバイスは何もないけれど、とにかく健康にだけは気を付けて、たまには帰ってこい。
長男より一足先に家を出て、先日鍼灸専門学校を卒業した次男は本日、紙一重で免許を手にすることが出来た。
とはいえ、ここがゴールではなく、長い修業の始まり。
これからも勉強は続く(いくつかの意味で)。
小さいころから全く言うことを聞かず自由奔放だった次男が、唯一なにげないアドバイスに素直に従い選んだ鍼灸師の道。
そのきっかけとなった「整動鍼」という優れた技術を学ぶため、4月から群馬の養気院さんでお世話になる。
一つの事を突き詰めていけば、見えてくるものがある。
それが自分にとっても他人にとっても意義あるものであれば、それで生きていける。
頑張れ。
長男から10年遅れて誕生した末っ子三男は、中学を卒業。
昨日生まれたばかりのような気もするのに(笑)、4月からはついに高校生。
私自身、将来を心配するほど思いきり甘やかして育てた三男は去年の春まであまり勉強が得意ではなかったけれど、目標を定めてからは、目を見張る奮闘で無事志望校に合格した。
おめでとう。
高校での3年間が、その先の長い人生を決める大事な3年にもなる。
敵は自分の中にいる。
自分に負けるな(たまには負けてもいいけど)。
三者三様の卒業と門出。
嬉しさとさみしさの入り混じる、今年の春なのです。
コメント