最後の授業

本日をもって、平成12年から務めてきたユニバーサル・カイロプラクティックカレッジ(UCC)の講師を退職することとなりました。講師卒業です。

気が付けば、14年間も務めていたんですね。

それなりに熱意をもって取り組んできたつもりではいますが、反面、学校の先生なんぞもっとも向いていない仕事、と思いながら続けた14年間でした。

この14年、多くの出会いに恵まれ、なかなか楽しい時間を過ごすことが出来ました(ありがとう)。

そして僕自身は、その間にかなり成長できたと思っています(講師になりたての頃の学生、ごめんなさい)。

講義最終日の今日、何か特別な感慨が湧くかとも思っていたんだけれども、そうでもない。今のところ、案外淡々としたものですね。

心残りはありませんが、あえて言えば、きっと僕の頭の中の半分も伝えられていないんだろうなぁ、なんてことを思わないでもない。

これに関して勝手な言い訳をさせてもらうなら、それはそれぞれが今後も考え続ける課題、とでもしてもらえたらと思います。

ひとつ希望を言えば、僕の理論を学んだ学生の中から、理論に問題点があれば修正し、または発展させ、あるいは否定し、それをどこかで発表してくれるような人材が出てきてくれるとうれしい。

本来そうでなければ、理論的な講義などする意味はないように思っておるのです。

そしてその時に初めて、あれは無駄ではなかったと、真に思えるような気がするのです。

いろいろと書き始めると長くなってしまいますので、今日のところはこの辺で。

では、また。

コメント

  1. 宮田 より:

    こんばんは。
    前回の記事で、「もしや…。」と感じたことが本当になってしまいました。
    卒業式でお会いできないのがますます残念です。
    今は言葉が見つかりません。
    本当にありがとうございました。

  2. 吉岡一貴 吉岡一貴 より:

    宮田さん
    まあ何事も終わりはあるさ。
    でも卒業式出られないのは僕も残念。
    そのうちまたゆっくりね。
    こちらこそいろいろとありがとう!

  3. 室 朋江 より:

    今日は、卒業式でした。吉岡先生、いないじゃ、あーりませんか?寂しい〜
    今後とも、よろしくお願いします!

  4. 関西の「S」 より:

    とても残念ですが、仕方ありませんね。
    PAACで先先生の講義が聞けないのはPAACにとっても損失ですね。
    今から思えば2クール+α講義を聴けたのは幸運だったかもしれません。
    あれからバイオメカニクスに興味が出て、色々それ系の講義に出ています。
    またお会いしたときはよろしくお願いします。
    ありがとうがざいました。

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