昨日で仙腸関節塾第4期の全日程が無事終了いたしました。
今回は遠く高知県からの参加もあり、また少々タイトなスケジュールでもあったので、参加者もハードな2か月ほどだったかもしれません。
私の方は会場が西荻窪ということで、車での移動でしたが意外とアクセスも良く便利な場所で、今回も楽しく気持ちよく講義を行うことが出来ました。
あらためまして会場を提供して下さった赤坂整骨院院長の赤坂先生には、この場をお借りしてお礼申し上げます。
そしてなによりも、参加していただいた皆様には、心より感謝申し上げます。
さて、最終日の昨日は、これも仙腸関節塾の大きな売りの一つである「脊柱編」をお伝えしました。
カイロなど他の徒手療法では、脊柱の分析から矯正法までの一通りの実技を含めた講義となると、とても一日で終えられるような代物ではありません。
しかも通常触診となると、どれだけ経験を積んだとしても自信など付かないものです。
ですが仙腸関節塾では、理論実技含め、たったの一日で脊柱編は終わります。
それだけ適当だ、ということではもちろんなくて、理屈さえ分かってしまえば、まったく難しくないからです。
吉岡メソッドでは椎骨の変位を一度バラバラに分解し、再構築したモデルで理論が構成されています。
これはとても簡素化されたモデルですが、私から見れば、こちらの方が実際の現象により近いと思っています。
そしてその理論さえ理解できてしまえば、これまで徒手療法を学んだことのある方もそうでない方も、脊椎の見え方がはっきりと変わります。
分析自体は感覚に頼る必要もなく、じっくりと「頭を使って」対象を観察することで、誰もが同じように見えるはずです。
また矯正(というより調整)に関しても、その対象と目的は他の方法論とは異なります(その効果については講義中にも実感してもらえたと思いますし、その他は動画を参考にしてください)。
何を対象にしているのかさえ理解していれば、これはほぼノーリスクですし、どのような方法を用いても基本的には効果に違いはありません。
なによりも明確な目的のもとに、自信を持って矯正に臨めると思います。
とにかく、いつも言うように、吉岡メソッドは「理論」です。
その理論を頭に叩き込んで、後は経験を積むことで、自然と応用も効くようになってくるはずです。
今回参加された再受講者さんたちのアドバイスにも、それが表れていたと思います。
では皆さん、今後のご検討をお祈りします。
そして、またお会いしましょう。
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