昨日は仙腸関節塾第5期の最終回でした。
参加された皆様、お疲れ様でした。
昨日はたまたま再受講者さんにぎっくり腰の方がいましたので、デモのモデルになって頂きました。
どこにどのような問題が生じているのかを、実際の症例を前に検討する良い機会でした。
そしてそれは同時に、仙腸関節塾の講義を締めくくり、理論を確認する格好の機会ともなりました。
あの場にいるすべての参加者が、あの瞬間、問題を共有していました。
そしてそれを矯正する際の論理的な筋書きも、同じように描けたことと思います。
おそらくあの場にいた誰もが、あの症例に対しては同じ判断の元、同じ結果を出せたはずです。
もしかすると別の意見もあったかもしれませんが、その際はその意見をあの場で述べることで、有意義な議論も十分可能だったと思います。
それが可能なのは、感覚的な判断に頼らず、論理的な判断によって目の前の現象を捉えることが出来るようになったからです(おそらくそれが出来る仙腸関節理論は、吉岡理論だけだと思います)。
そして「私と同じ問題意識、目的意識を隣の人も共有している」という安心感が、その判断に自信を与えてくれます。
皆さんがいま抱いている仙腸関節に対する認識は、皆さんの周りにある骨盤矯正を掲げる治療院の認識とは明らかに異なるものです。
同じ骨盤を観ていても、それは決して同じではありません。
自信を持って臨床に臨んでください。
健闘を祈ります。
第5期も、良き出会いに恵まれ、無事に終了することが出来ました。
ありがとうございました!
また会いましょう!
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