H30年7月15,16日開催( 定員まで 残り5名)
情報過剰の時代、だれもが気軽に情報を発信し、情報を受け取る。
もちろん私もそのうちの一人です。
発信する側にも受け取る側にも便利な世の中になって、自分をしっかり持っていないと情報に振り回されてしまいそうですね。
特に徒手療法界は一昔前には考えられないほど情報が氾濫していて、次から次へと新たなゴッドハンドも登場します。
私はゴッドハンドにはなりたくないですが、職人にはなりたいと常々思っています。
産業も機械化が進み、いずれ職人も絶滅危惧種になるかもしれませんけど、それでも世の中には「あの人にしか出来ない」と言われるような技を持つ職人がいます。
そういった技は一朝一夕に身に付くはずもなく、一つのことをひたすら愚直に繰り返すことでしか手に入れられないもの。
簡単なわけがありません。
私も仙腸関節を追い続けて20年近くなりますが、まだその領域には到達できていないと思っています。
が、あきらめません。
覚悟は出来てます。
さて、日曜日は仙腸関節塾の復習会を初めて開きます。
吉岡メソッドは論理的な矯正法ですから、だれにでも出来ます。
しかしやはり「手技」ですから、技の優劣はでてくるものと思います。
仙腸関節塾は理論を正確に伝えることを目的としていますが、今回の復習会は、技術をより向上させることが目的です。
ただそれが出来る、という以上のステップアップにつながるヒントなどを、経験を踏まえてお伝えできればと思っています。
そのヒントはいわば職人の世界への扉。
もう開けたら最後、戻れない、、、かもね(笑)。
受講生がそれぞれの地域で、「骨盤矯正ならあそこだ」と言われるような施術者になってもらえると私もうれしいです。
そしてその道を極める職人になりたい、と思ってもらえるとなおうれしい(笑)。
仙腸関節には、理論的にも手技的にも、職人的に極めたくなる魅力がたくさん詰まっていますからね。
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