仙腸関節塾第14期終了 ― 逆もまた真なり、か? ―

7/30,31の二日間、仙腸関節塾第14期が開催され、無事に終了しました。

参加された皆様、お疲れさま&ありがとうございました!

 

私が若かりし日の8年間を過ごした第二の故郷錦糸町が、今回の会場でした。

初日に早く到着してしまい、懐かしさに周囲を散策しましたが、あまりの変わりように25年という時の流れをあらためて実感しました。

四半世紀だもんね、それは変わるよね。

 

今回は初日が復習を含め8名、2日目は初受講の4名と、少し気合を入れていつもより広めの会場を準備していたにもかかわらず、やや少なめ(笑)。

そして通常は多少なりともカイロをかじった参加者がいるものですが、今回はゼロ。

これはちょっと想定外で、それを前提に展開している解説のインパクトがまるで効かない(笑)というプチハプニングもありながら、通常運転で講義は進行し、平常運行で写真を取り忘れる、いろんな意味で熱い二日間となりました。

 

さて、今回の仙腸関節塾には、次男の就職先(養気院)の院長であり鍼の師匠でもある整動鍼の創案者、栗原誠先生にもご参加いただけました。


模型を持つ栗原先生

ご自身で創案された鍼の技法で目覚ましい成果を上げておられるにも拘らず、私の理論などにも興味を持っていただき恐縮です。

講義中の質問やコメント、終了後の懇談と、おかげさまで私だけでなく受講された方々にも参考と刺激が満載な、とても有意義で楽しい会となりました(感謝)。

私は仙腸関節を中心に見ていますが、仙腸関節を見ることで、視野は自然と全身へ広がっていきます。

それが仙腸関節の面白いところでもあるのです。

一方で栗原先生は、全身に散るツボの連動法則を用いて、仙腸関節にアプローチしています。

視点が全くなのです。

 

仙腸関節矯正による変化には仙腸関節と全身との関連が強く示されていますが、その変化を示す部位から仙腸関節への影響、という視点はこれまであまり持っていませんでした。

栗原先生の技法では、他部位から仙腸関節への影響が鍼の効果という分かりやすい指標で豊富に蓄積されています。

ここには「逆もまた真なり」が成り立つのかどうか? 好奇心がふつふつと沸き上がりますね。

身体の不思議、まだまだ興味は尽きません。

そんな栗原先生とは、親子ともども、今後もよい関係が築けることを願っています。

 

さて、今回受講された皆さん、一度で仙腸関節の魅力すべて理解できた思ったら大間違いです。

聞くたびに、新たな気付きがあるはずです。

復習はいつでも何度でも大歓迎ですので、是非またご参加ください。

次回開催はまだ未定ですが、その他興味のある方もお気軽にお問い合わせください。

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