先日、日本カイロプラクティック徒手医学会誌の最新号(第16巻)が届きました。
今号には投稿論文「仙腸関節矯正が頚部伸展可動域に与える影響」が掲載されています。
今回の論文が学術的にどれほどの価値を持つものかは分かりませんが、少なくとも、日常的に経験していることをデータ化し纏めただけですので、自分自身にとっての特別感はありません。
これらはぼくにはごく普通のことで、「数値的にはああこんな感じなんだね」程度のことです。
他の臨床家の方々にとってこれが普通のことなのかどうかも分からないわけですが、PubMedなどで調べた限り、仙腸関節と頚部可動域との関係に着目した文献は、これが世界唯一であるといっても過言ではなさそうです。
論文はホームページに全文アップしましたので、興味のある方はご笑覧ください。
今回はたまたま頚部と仙腸関節の関係性に着目しましたが(それがカイロ的かなと)、こうした変化は頚部に限らず、その他多くの部位で認められます。
また同じ理論の元、同様の手法で、誰がやっても同程度の効果が実感できます。
論理的というからには、それが当たり前のことです。
と、さりげないアピールを盛り込みつつ、仙腸関節塾、8月30日開講いたします。
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