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カブは世界一売れているバイクで、これまでの累計生産台数は8700万台を超え(平成26年3月)、一億の大台も目前なのだそうである。
世界中どこを探しても、カブほど愛され、評価されているバイクは他にない。
派手な宣伝など見たこともないのに、長い間、コンスタントに売れ続けている。
これにはもちろんビジネスバイクという側面もあるが、それだけではない。
世界中にカブの愛好家は数えきれないほどいるのである。
決してかっこいいバイクではない。
価格が特別安いわけでもない。
しかし、売れ続けるのには、理由がある。
シンプルな構造で、一切の無駄がない。
故障はほとんどせず、ただ黙々と自分の仕事をこなし、期待を裏切らない。
燃費が良くて、扱いやすく、カスタムも自由。
自分の年齢に合わせたスタイルで、一生を通して付き合えるバイク。
派手さは微塵もなくて、当たり前のように日常に溶け込んでいて、なにかを主張するわけでもなく、控え目で偉ぶらず、流行も追わず、誇張もせず。
それでいて、そこには他の追随を許さない技術が詰まっている。
そんな世界一のバイク、カブ。
そういうものに、私はなりたい。
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