大麻のこと

先日女優の高樹沙耶さんが大麻取締法違反(所持)の容疑で逮捕されましたね。

その賛否はともかくとして、是非を含めて大麻はもっと議論されるべきであると個人的には思ってます。

合法化されたらおれも使ってみたいなぁ、ってことではもちろんなくて、医薬品として、救われる人が少なからずいるのではないかと感じているからです。

この動画は、ボブ・マーリーがラリってインタビューを受けている様子。

楽しそうですね(笑)。

この脱力感と多幸感、これが大麻の特徴なんだそうです。

大麻の成分であるカンナビノイドには神経抑制作用があることから疼痛コントロールにはかなり有用であることが知られているほか、現在治療困難な多くの疾病に対しても効果が期待できると(一部で)いわれてます。

その他大麻の薬理作用には時空間の歪曲や聴覚視覚の鋭敏化による陶酔感などが言われますが、記述やこの動画を見ていると、それらが強力な神経抑制に基づくものだとすると、大麻は主に左脳を抑制しているのでは? なんて思えます。

私が毎夜常用している合法ドラッグ「しょーちゅー」ではこうはならないから、こっちは全体的に麻痺させてしまうのかな?(それとも量が足りてないのかな?)

大麻の作用って、「奇跡の脳」のジル・ボルティ・テーラーが左脳を障害された時の経験と被りませんか?

まぁなんというか、左脳の支配から逃れられたら人間はきっとハッピーになれるんじゃないかと、そんな気もしなくはない。

こうした解放感が、同時に痛みというストレスからも解放してくれるのかもね。

結局痛みを感じるのは脳だからね。

別に悪いことじゃないような気もするけど。

個人的な感覚ですけど、医療大麻に関しては、現在のところ反対する理由は見当たらない。

でも、こうした精神的な多幸感や解放感を薬物に依存してしまうのは、逃避でしかない。

現実はつらいけど「大麻でラリっている時だけは幸せ」「だからみんな大麻でも吸って我慢しようぜ」なんて社会は、健全ではないわな。

ところで、ヒトの脳内には内因性のカンナビノイド(アナンダミドなど)というものがあるそうで、「脳内マリファナ」なんて呼ばれていますね。

なんかいつも幸せそうな人は、その分泌が活発なのかもしれない。

そういう人は、どこかのんびりしているよね。

カンナビジオール(CBD)の薬理作用をみてみると、内因性カンナビノイド分解酵素(FAAH)の働きを阻害することで受容体の活動性を間接的に活性化させているそうなので、このFAAHがポイントなのかもね。

左脳の負荷を強いるような現代人の生活は、ボサーっとしているわけにはいかないわけだから、FAAHの分泌を促進して、せっせと働かされている可能性があると考えても不思議ではない。

そうだとすると、当然内因性のカンナビノイドの分泌も抑制されているはず(たぶんだけど)。

つまり、どちらも左脳優位な生活に起因している可能性はある?

ということは、そうした左脳優位な状況を改善することが先決。

左脳の活動を強制的に停止!みたいなことが徒手的に出来たらすごいよね。

それがFAAHの分泌抑制と内因性カンナビノイドの分泌促進に繋がったりしたら、効果は大麻と同じ?

そんなことが自由自在に出来たら、みんな施術中毒(笑)。

逮捕されるかな?

コメント

タイトルとURLをコピーしました