特異であれ

日曜日は仙腸関節塾の復習会でした。

参加された皆さん、お疲れ様でした。

昨日は実技を中心に、調整ポイントの確認やコツ、全体像の把握など、動きのイメージをより明確にさせることを意識して復習を行いました。

今日からまた「局所を捉えながら全体を観る」という認識をさらに強化して、観察と矯正に臨まれていることと思います。

あとはひたすら継続です。

考えながらね。

さて、我々のような徒手療法家は、我が国では正当な医療の枠組みから外れた特異な存在です。

そんな特異な集団の中にあって、私の理論はさらに特異的です。

他とは見方から違います。

でも私はそれを「変」とか「おかしい」とは思っていません。

もしかすると周りは「変だ」と思っているかもしれませんが、別にかまいません。

私は「特異」でいいのです。

 

私は医者ではありませんし、誰もそれを求めては来ません。

むしろ正統な医療とは違うものを求めて私のところへ来ているのだと思っています。

医者には医者の、理学療法士には理学療法士の、鍼灸師には鍼灸師の仕事があって、それはその道のプロに任せたほうがいいのです。

私には私の得意な特異分野があって、そこを伸ばすことで他にはない専門性を身に付けてきました。

そもそも特異な存在である私たちは、特異性こそが存在意義であるとも言えます。

 

医学的には特異であったとしても、「そこにはこういう論拠があるんだよ」という誤魔化しのない確かな方向性(論理の構築)さえ見失わなければ、その「特異」は「得意」に繋がるはず。

「あそこは他とは違う」というのは、我々にとって何よりの褒め言葉でもあるのです。

仙腸関節塾という超マイナーな講座を受講されたみなさんは、すでに十分特異です(笑)。

がんばってね。

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