エジソンの予言

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The doctor of the future will give no medicine, but will interest her or his patients in the care of the human frame, in a proper diet, and in the cause and prevention of disease.』 Thomas Alva Edison

将来の医師は薬を与えず、患者の骨格のケア、食事、病気の原因と予防に注意を向けさせるだろう

これは発明王トーマス・エジソンの言葉です(カイロプラクターにとってはお馴染みですね)。

エジソンはB.J.パーマーと親交があったという話もあるようですが、この言葉は1903年のものなので、その頃B.J.は21才ですから、親交があったとすれば父親のD.D.の方でしょうか?

まあそれはいいとして、100年以上前のエジソンのこの予言、はたして近づいているのでしょうか?

 

当時の食事がどのようなものだったのかちょっと分かりませんが、現在の食生活に関して言えば、これは基本的なところでは残念ながら悪くなっています。

農薬や肥料その他、化学物質の影響もありますし。

また先進国は飽食ですから、基本的には食べすぎです(好きなものの)。

そういった食生活への反省もあり、少しずつ変化の兆しが見られます。

ここ数年、「糖質制限」や「分子栄養学」など、食生活への関心が飛躍的に高まっています。

江部康二先生にしろ藤川徳美先生にしろ、優秀なドクターが根拠を示されながら食事の重要性を説き、その効果を実証し続けています。

近年のこうした動きは、エジソンの予言通りとも言えます。

私も糖質制限を始めて4年近くになりますが、体調も良く、まあ若干緩んではいるものの、以前のような糖質まみれの食生活に戻ることはおそらくないと思っています。

もはや食事の重要性について、疑いの余地はありません。

 

骨格矯正の方はどうでしょう?

私にとってこれは職業ですから、その重要性を誰よりも認識しているつもりです。

しかし糖質制限や分子栄養学に比べると、根拠という点ではまだまだ遠く及ばない。

一般的にも骨格矯正が第一選択、なんてことは当然なくて、もしあったとしても極々少数派です。

ちなみにエジソンがこの言葉を残した20世紀初頭、仙腸関節は腰痛や坐骨神経痛などの主要因と目されていた時代です。

そう、私にもっと活躍の場があったであろう時代(笑)。

しかし現在、整形外科医は言うに及ばず、カイロプラクターですら仙腸関節はもちろん、脊柱からも関心が離れているようにも見えます。

こちらはエジソンの予言通り、とは言い難い状況です。

 

それでもあのエジソンがそう予言しているんですから、いつかはそんな日が来るかもしれません。

でも、ただ待っていても、その日は来ません。

そのために頑張らなければいけないのは、私達自身です。

私はこの言葉が好きですが、胸を張って言える日が来るのは、いつになることか。

「仙腸関節」の重要性に関する証明は、オレがやりたい、とは思っていますけど(笑)。

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