ケアネットより。
以下引用
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毎日長時間座り続けていると心疾患や糖尿病、若年死亡などの多くの健康リスクが高まることは、過去の複数の研究で示されている。現在の運動に関する推奨では、成人は週に少なくとも2.5時間の中等度の運動をするようにとなっているが、米国人の80%はこの推奨を達成できていない。
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分析の結果、ただ立っているだけの運動では、長時間座り過ぎていることで生じる健康リスクを打ち消すことはできなかったが、歩行や掃除、ガーデニングなどの軽い運動を短時間行うと、1日の半分以上を座って過ごしている人の寿命が延長されることが分かった。1時間あたり2分間、座っている時間を軽い運動に置き換えると、若年死亡リスクが33%低下したという。
同論文筆頭執筆者で同大医学部のSrinivasan Beddhu氏は、同大ニュースリリースで、「中等度から強度の運動に国家的な焦点が当てられている現状を考えると、軽度の運動が死亡率低下に関連するという今回の結果は興味深い」と述べている。
同氏によると、歩行による便益は日数の経過とともに積み増しになり、1週間に推奨される運動量に近づくという。
「この結果からは、週2.5時間の運動といった通常の身体活動に加えて、1時間あたり2分間の歩行を行うことが勧められる」と同氏。中等度の運動は心臓、筋肉、骨を強くし、低強度や軽度の運動では得られない健康上の便益がもたらされるとしている。
[2015年04月30日/HealthDayNews]Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights
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引用終わり
デスクワーク中心の仕事をされている方々は独特な疲労の仕方をするものですが、骨格系に焦点を絞って診てみると、やはり長年の(座り方の)癖からくる歪みが定着していて、身体のあちらこちらに固着したような関節の緊張が認められます。
そうした緊張を施術で緩めたとしても、また一定期間おなじ負荷が加われば、すぐ元通り、ということも少なくありません。
それではいろいろ「ムダ」になってしまいますね。
そしてこういうのを読むと、そうしたリスクが筋骨格系に限ったものではないということがよく分かります。
せめて仕事が行き詰った時には、とりあえずウロウロする、というのがよさそうですね。
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