疑え

本日は仙腸関節塾の第二回目でした。

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遠方から来られる方もいますから、講義は、みなさん無事に到着できるか?というところから始まるのです。

第二回目も無事に開催できたことに、まずは一安心。

さて、本日の冒頭でも話しましたが、ぼくは、その理論が信じられるものであるかどうかを判断するためにも、まずは疑ってみる必要がある、と思うのです。

その理論を否定するためにはその根拠が必要であり、それが肯定を上回るほどの説得力があれば、そんな理論は信頼できない。

それをするためにはそれなりの知識が必要で、勉強が不可欠。

もし、それを否定できるだけの資料や論考がなければ、その妥当性は否定しきれない。

つまり、ひとまず信じるに値する。

新しい理論を学ぶときにはその過程は不可欠で、そこまでして信頼できるものは、とりあえず信じて実行してみる。

なぜそこまでする必要があるのかといえば、それは当然ながら、患者のために他ならない。

私たちの仕事は、なんかわからないけど今日そう習ったからとりあえず試してみる、ということが通用してはいけない職種であると思うから。

だから、本日の内容も、できることなら徹底的に疑ってみて欲しい。

そして、疑っても疑っても疑いきれないところに、きっと真実はあるはずだという意識を、忘れないでいてもらいたい。

と、ほろ酔い加減でちょっとかっこつけてみたけれど、次回まで、本日の内容をよく吟味して、疑問があれば何なりとぶつけてきてもらいたいと、切に願うのである。

あぁ、次回が楽しみだなぁ。

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