仙腸関節塾 第17期 令和6年9月29日(日)30日(月)開催決定
昨日(7/21)は整動協会さんとのコラボセミナー【仙腸関節スペシャル】のため、大都会品川へ行ってきました。
*写真はすべて整動協会からご提供いただきました。
次男の勤務先である群馬の養気院院長栗原誠先生率いる整動協会、私は次男がお世話になる何年も前から栗原先生が独自に考案された整動鍼に魅了されており、その鍼の効果に興味津々でした。
それがまさかこうしてコラボセミナーを開催できるような関係になるとは、人生とは分からないものですね。
さて今回のセミナー、前半は私が担当し、後半は栗原先生が担当するという二部構成。
私は「骨盤帯における機能的非対称性」と題していつもの話をしてきました。
持ち時間はおよそ2時間半。
満員の会場で受講される方々は整動鍼を使いこなすバリバリの鍼灸師、つまりツボのエキスパートたちです。
私がツボの話を聴いてもチンプンカンプンなように、普段ツボをメインターゲットとしている鍼灸師が仙腸関節の話を聴いたとき、やはりその伝わり方は私とは多少の距離があるようです。
ていうか、誰が聴いても私とは距離があるんですけど(笑)。
まぁそれはいいとして、そこからなにが分かるかというと「身体の見方は人それぞれだ」ということです。
まさに今回冒頭で話した内容とも少し被るわけですが、同じ身体を見ていても、見ているところが違えば見え方も違ってくるわけです。
それがツボと仙腸関節であればまだいいのです。
分野が違うのですから。
そこにはなんらかの関係性はあるかもしれませんが、基本的には見ようとしているものが違います。
しかし同じ仙腸関節を見ているのに、同じに見えない、これは大問題です。
でも仙腸関節ってそうなんです。
見ている(側の)人によって見え方が全然違うんです。
それが不思議で仕方ないんです。
私が思うに、それはこれまでの理論がおかしいからです。
同じようにみようとすれば、誰が見ても十分同じように見えるのです。
そんなに難しい話ではなく、むしろ簡単な話です。
見るだけなんで。
そんなことを意識して、今回は特に視覚に訴えかける構成で小道具も駆使して内容を組み立てました。
そして太っ腹の整動協会、今回のセミナー内容を動画のアーカイブとして受講者限定で公開してくれるようです。
きっと2,3回見返せば、理解も深まると思います。
そして後半、栗原先生のターン。
今回はじめて整動鍼のセミナーを受講できる機会に恵まれたわけですが、やっぱり凄いなぁ、不思議だなぁ整動鍼。
さらに受講されている方々の意識も高く、会場の雰囲気はがらりと変わります。
みんな真剣。
セミナーのスタイルも確立されていて、全員に目が行き届くよう工夫されています。
さすがです。
私の話はよくワカランかったかも知れませんが、後半のあのフォローがあれば、次回も安心して勝手に喋れるなぁ(笑)。
縁を繋いでくれた渡辺君にも久しぶりに会えたし、息子が仕事をしている姿も見られたし、とても良い機会を与えてもらえました。
栗原先生をはじめ協会スタッフ、整動協会会員の皆様、ありがとうございました!
楽しいセミナーでした。
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