いまのところ、座位矯正に勝るものなし

仙腸関節塾第三期 in東京 第四期 in 山梨 参加者募集中

仙腸関節塾第2期の終了から一か月が過ぎました。

みなさま、いかがお過ごしですか?

さて、第2期を受講された歯科医師の上村先生からの感想文の中で、

「今は基本に忠実にポイントに圧を強くかけてリリースしていますが、私はどちらかというオステ系の手技を使うことが多いので圧をかけると患者さんがびっくりすることもあります。軸を通したり意識やイメージなどできないものかとこれからは試行錯誤してみるつもりです。」

とのコメントがありましたので、今回その部分について私の意見を述べてみようと思います。

「今は基本に忠実にポイントに圧を強くかけてリリースしています」

これは仙腸関節の座位矯正法の基本です。

「私はどちらかというオステ系の手技を使うことが多いので圧をかけると患者さんがびっくりすることもあります」

はい、少し痛みを伴います。

私のところでも、患者さんが「イテー」とか「ウゥ~」と言いながらこの施術を受けています(笑)。

しかし、嫌がられるほどではありません。

「軸を通したり意識やイメージなどできないものかとこれからは試行錯誤してみるつもりです」

私もオステ系の手技を使いますから、内圧変動を利用した動きの調整も行いますし、気功と間違われるような方法で調整を掛けることもあります。

こうした調整は座位でも臥位でも立位でも可能ですから、一見万能のように感じます。

内圧変動の調整は成否の手ごたえを施術者自身が実感できますし、あの滑らかなゆらぎが回復した際の「よし!」という感触は、他の手法では味わえないような満足感を得られます。

しかしながら、それでは症状の変化が十分でないことがよくあるのです(技量の問題か?)。

だからそれで変化しない場合、施術者は「仙腸関節は関係ない」と感じるかもしれません。

しかし私は仙腸関節バカですから(笑)、そこで諦めません。

再度、座位での矯正を試みます。

すると、症状がきれいに変化することが多いのです。

いわゆる膜の調整にはオステ系の手技は非常に有効ですが、構造的な問題に対してはそれでは不十分なのだと思います。

他の臥位で行う矯正もしかりです。

私もこれまで仙腸関節に関する様々な矯正法を学び、自分でも本当にたくさんの方法を試みてきました。

だから自信を持って言えます。

今のところ、この座位矯正に勝る仙腸関節の矯正法はありません。

まじで。

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