腑に落とせ

仙腸関節塾第三期 in東京 第四期 in 山梨 参加者募集中

すでの当ブログの常連、仙腸関節塾第一期生である甲府市の栞 鍼灸整骨院院長岩松忠行さんの症例動画です(うちのPCではファイアーウォールが反応してリンクがブロックされるのですが、みなさんどうですか?)。

 ぎっくり腰当日の来院のようですね。

施術ごとに改善しているのが良くわかりますし、患者さんが喜んでいる様子も伝わります。

座位での施術は他のものと組み合わせて上手に使いこなしているようです。

岩松先生は、仙腸関節論をすっかり自分のものにされていますね。

セミナーに出て、または活字で学んで、それを真似ているだけでは、いつまでたっても自分のものにはなりません。

必要なのは、一度腑に落とす、ということではないかと私は感じています。

得たものが自分の血肉となってはじめて、自由に使いこなせるのです。

ただ誰かがそう言っていたから、とか、そう書いてあったからヤル、というのでは、ダメです。

そういった技術、知識はただの付け焼刃にすぎず、限界は知れているのです。

また納得がいかず、何かがのど元に引っ掛かっているようなものは、いつまでも腑に落ちません。

反対に、すとんと腑に落ちて、一度血肉となったものは、簡単に剥がれ落ちるようなことはありません。

自身の成長とともに、技術も理論も深まります。

それが「身に付く」ということです。

素直にそれを学ぶ、ということと同じくらい、徹底して疑うということをして初めて、腑に落ちるのではないかと私は考えます。

私自身、そうしながらこの理論を作り上げてきましたし、これからも続けていきます。

一度きりの人生ですから、腑に落ちないことはしたくないので。

 

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