仙腸関節塾第四期 in 東京 3月26日から開催 参加者募集中
先日、仙腸関節塾第二期生である茨城県の異色の歯科医師、上村知久先生(湊歯科医院院長)より、三角線維軟骨複合体損傷(TFCC)の症例に関するご報告を頂きました。
ご本人の許可を頂きましたので、ご紹介させていただきます。
以下、メールの転載です。
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おかげさまで仙腸関節の調整は好調に行っております。
昨年末にTFCCの症例があり、仙腸関節の調整が一番効きました。
テニスで相手の打ったスマッシュを近距離でダイレクトに受け、芯を外したのですごい衝撃が手にきて痛めた様子です。
2カ月間整形外科で湿布とレーザー光線をあてたそうですが、全く改善せず、私の出番となりました。
胸郭の調整、筋膜調整など行って改善して行きました。
反応が一番良かったのが仙腸関節の調整でした。不思議ですね~~~。
現在も通院中ですが、テニスがまた出来るようになって喜んで頂いております。
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手関節の問題には、なぜか仙腸関節へのアプローチが有効です。
TFCC(またはTFCC様の症状)には、不思議と特異的な効果を発揮します。
その他の手関節痛にも有効です。
なぜ効くのか、私にも理由は分かりません。
しかし上村先生のご報告が、これは私の個人的経験ではない、ということを証明してくれていますから、「仙腸関節矯正(吉岡メソッド)はTFCCに有効である」といっても差し支えないと思います。
また偶然にも、ここではおなじみ甲府市の栞 鍼灸整骨院院長岩松忠行先生が、「ガングリオン」の症例をyoutubeにアップしてくれました。
こちらも座位矯正だけで大きく変化している様子が分かると思います。
なぜかガングリオンも痛みがなくなってしまうことが多いのです。
しかも一度で改善してしまうこともあったりします。
不思議だよね。
岩松先生は動画の中で「その理由は吉岡に聞いてくれ」といっておりますが、私にもこれは分かりません(笑)。
しかしこの変化、驚きは、術者患者とも共有できているわけです。
そして仙腸関節塾の参加者であれば、誰もが同じ結果を共有できるはずです。
仙腸関節塾は、仙腸関節だけを学ぶのではありません。
仙腸関節を通して、細部を学び、全体を知るのです。
その効果も、全身に及びます。
だから仙腸関節は重要であり、面白いのです。
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