7月3日開講!
参加者募集中です。
手術をしても痺れは取れない、とか、痛みと違って痺れは治り難い、という治療家の声をよく耳にします。
しかし私には痺れに対する苦手意識がなく、痺れが難しいという印象も別段ありません。
他の症状同様、治るものは治るし、治らないものは治らない(私には治せない)と思うだけです。
本日、兵庫から来客がありました。
仙腸関節塾を受講している理学療法士さんです(現職はPTですが、柔整師でもあり鍼灸師でもあるというトリプルライセンスの持ち主です!)。
ご夫婦で、仲良く富士山観光のついでにわざわざ立ち寄って下さいました(もちろん予約済み)。
施術の体験を希望されていましたので、いろいろな話をしながら、デモンストレーション的な要素を取り入れながら、一通りの施術を行いました。
ついでに、と言ってはなんですが、奥様(PT)が下肢に痺れがあるということで、それも診てみることになりました。
聞くとかなり長いものらしく、10年(15年だったかな?)前にヘルニアを患い、以来右下肢の足底部に感覚異常を伴う痺れが残存しているのだそうです。
ご本人は、これは治らないもの、と諦めているようでした。
痺れはノイズのようなものだと私は思っていて、多くは感覚異常を起こしている周囲に緊張を伴う機能障害が存在し、それが関連痛的に痺れとして自覚されているだけだと考えています。
ていうか、臨床的にそれで改善することが多いので、たぶんそうだと思っているだけです。
今回は、膝関節、下腿、足関節の問題(もちろん仙腸関節も)を改善することで、痺れも感覚異常もきれいに消失しました(経験上、その場で変化の出るものであれば治る可能性は高いと判断します)。
難しいことなど、なに一つ行っていません。
なので、なぜ、多くのセラピストは痺れを特別視して、難しいというのか、私にはさっぱり理解ができないのです。
当然、私だって、難しいものは難しいのです。
痛みも痺れも関係なく。
そしてそんな時には、一度ガクンと落ち込み、そこから這い上がって燃えるのです。
そうやってこれまでやってきましたし、これからも挫折と前進を繰り返すのです。
歯を食いしばって、ヒィヒィ言いながらね。
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