原付バイク、いよいよエンジン再始動編です。
ちなみに元はこんな↓(よくがんばったな、おれ)
パーツも来たので、あらかた組み上げ、後部のカウルを取り付ける前にエンジンの火入れを行います。
2ストはバラした後の再始動はひたすらキックの連続が鉄則だそうで、覚悟を決めた私はキックの鬼と化して、昼からひたすらキックペダルを蹴りつづけました。
左右の足で代わる代わる、キックキックキック!
蹴ること数十回。
エンジンかかりません・・・。
ネットでは100回もキックすればかかるさ的な情報もあり、再点火を信じて休み休みキックを続けたのです。
しかし、一向にかかる気配なし・・・。
しかもキャブからはオーバーフロー。
キャブをばらしても特に問題なしに見える。
そしてさらに、キックキック。
さすがに足は痛くなるわキックペダルのガタつきは出てくるわで、これではダメだと一人作戦会議。
エアクリを外して大気大開放してみたり、マフラーを外し排気大開放してみたりしても、ダメ。
プラグを外したら一応ガソリンは供給されている模様。
圧縮もある。
排気も確認できる。
プラグホールからガソリン垂らしてみると、一瞬だけど、爆発。
絶対いけるはずだと信じて、さらにキック!
でも、かからない・・・。(・_・)
格闘すること2時間、いまだ初爆なし。
もはや心も中足骨も(キックペダルも)折れかかったところへ、お隣の筋金入りバイク乗りがツーリングから帰還!
イタイ足を引きずり、救助を要請。
状況を説明し、やはり燃料系が怪しいと再度キャブの分解。
何やらいじくり、再装着後、吸気口を手で塞いだり開いたりしながら、キックペダルを下ろすと・・・。
あら不思議、あっという間に、バババババッと見事エンジン始動!!
キックの鬼と化した私が足を痛めながら2時間格闘したキックペダルを、あれま、なんと手で下してかけちゃったよ!
なんでも多い方がいいに決まっているとの思い込みの元、吸気も排気も全開にした上に、キャブのエアスクリューもアイドルスクリューも緩めた状態で必死にエンジンを掛けようとしていたのだけど、どうやらそれがいけなかったみたいです(エア吸い過ぎ)。
最後の砦は素人には険しかった。
お隣さんありがとう!
とにかく無事にエンジン再始動!そして絶好調!
さて、次回はようやく御披露目です。
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