僕は平成3年式のジムニー(JA11)に乗っています。生活するうえでの大切な相棒です。
自宅で仕事をしていて、普段必要ないので車は一台で十分と、以前はセカンドとして、維持費も安く、なにかと便利で楽なビッグスクーターに乗っていました(妻も中型二輪免許を持っているので。ちなみに僕は限定解除。 ←プチ自慢)。
いざとなれば二人乗りができるといっても、所詮バイク。雨が降れば当然濡れるし、子供を乗せての遠出はさすがにきびしい(寝たら怖いからな)。
で、やっぱりもう一台買うか、となった時に選んだのがジムニー(田舎は一人一台が鉄則)。
もともと好きで一度乗ってみたかったのですが、これが大ハマリ。
乗り心地は悪いし燃費も悪い。床はところどころ錆びて穴は空いてるし内装はボロい(雨漏りも少々)。快適装備など一切なし!おそらく現在走っているJA11は、どれも大差ないはず。
しかし、いまだにかなりの台数が走り続けています。これほどまでに愛されている軽自動車が、他にあるでしょうか?
面白いのは、ほとんどのメンテナンスを自分で出来てしまうというところ。錆穴をふさぎ、ベルトを調整し、オイルを交換し、部品を交換し、少しでも車内を快適にするための工夫をし、トータルで自分の趣味に合わせて改造して自分だけの一台に仕上げていく。ボディーに穴をあけることなど何の躊躇もいらない! まさにオモチャ感覚。
また驚くことに、発売から20年以上も経過しているのに、メーカーから純正部品も供給され続けています(さすがわかってるな、スズキ)。
古いジムニーの人気の理由はその高い走破性にあるといわれますが、実際にはこうした自分でいじれる(遊べる)メンテナンス性の高さが衰えぬ人気の秘密だと思います。
よいコンディションを維持するためには、面倒でも日ごろのメンテが大事(←このブログ的にはココだけ重要!)。そうすることで、車に対する愛着が増す。しかもそれが楽しい。
古い車を自分で手入れしながら長く乗り続ける。そして古くなりながらも、自分の手で少しずつ進化させていく。実際に我が家のジムニー君は、購入時よりも今の方が何倍も快適です!
いろんな欠点はあるけど、他の個体とは違う唯一無二の存在、それが我が愛車ジムニー(ちょっと身体みたいでしょ)。
こんなに遊べる車は、これからもう絶対に出てこないと思うんだよな・・・。大事にしないと。
コメント
関西支部の『S』です。我が家もジムニー(JB23)です。
先生ほどではありませんが私も特殊な事以外は自分でやってますなぁ。
最先端の車と違い、やったらできそうな車であることは間違いないですね。
中部支部のT山先生も最近までミッション積み替えたりするジムニストでした。
PAAC内にもまだ愛好家はいそうですね。
では失礼いたします。
Sさんどうもです。
T山先生もたしか23だよね。11はいないのかな?
でもこの趣味は好きな人じゃないと理解されないかも。
カイロもジムニーも、特殊な世界ということで(笑)。