昨日は仙腸関節塾の第2回目の講義でした。
今回は仙腸関節の左右差に関する講義から始まり吉岡メソッド独自の検査法まで、いつも通り予定を大幅にオーバーし、5時半過ぎまでしゃべりつづけました。
前回の理論を踏まえた今回の左右差に関する講義ですが、内容が進むにつれて以前の理論が生きてくる構成になっているので、受講しながら「あ、なるほど」といった繋がりに気付くことが多かったはずです。
この辺が仙腸関節の面白いところなのですが、初回の前回は「ただ聞いているだけ」という感じだった受講者さんも、二回目となる今回は発言も積極的になり、気付けばワイワイガヤガヤと議論になる場面もちらほら。
こういうのがまた楽しい。
今回受講者は5名でしたが、そのなかに都合よく左利きが1名、左右差不明が1名。
左利きの複雑さや、左右差が不明瞭な被験者を観察する中で気づく微妙な差異を共有する感覚も、大変勉強になるのです。
複数で検査しながら得られる「あ、ほんとだ」という共有感覚を積み重ねることで、判断に対する自信と理論のイメージ化が同時に深まります。
だから昨日のメンバーの構成は理想的。
今日から出来るだけたくさんの患者さんを観察し、理論を深めてほしいと思います。
そしてまた次回、活発な議論に繋がることを期待します。
さて、途中何度か思い出したものの、帰りに気付けば結局今回も写真を取らずに終わってしまいました(笑)。
これをみている方の中には「本当にやってるの?」と、疑問を抱く方もいるかもしれません。
次は忘れないようにしよう。
前回も確かそう思ってたはずなんだけどね。
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