仙腸関節塾 第17期 令和6年9月29日(日)30日(月)開催決定
(第17期は満席となりました。次回は令和7年4月頃を予定しています。興味のある方はご連絡ください)
板金も終わり、次は塗装の準備です。
今回は全塗装などする予定ではありませんでした。
それでも「近いうちに」くらいの気持ちはあったので、ジムニーが長期滞在しているこの機会にその「下準備のつもり」で板金をしておこうと、軽い気持ちで始めたのです。
つまり完全なる無計画な出来ごころ(笑)。
だいたい全塗装も「水性塗料で」と考えていて、その理由は「傷んできたら手軽に上塗りできるから」というものでした。
ようするに、そもそも本格的な塗装などするつもりはなかったのです。
それが板金が進むにつれて、こんなに大変な作業をしているんだから、塗装もそれなりに気合を入れたものじゃないともったいない、と考えが変わってしまったのです。
で、結局2液ウレタン塗装となりました(笑)。
せっかく塗装をするならちゃんとしたい、ということで、次はずっと気になっていたヒンジのメンテナンス。
JA11のドアヒンジって、みんなサビてるっていうか、赤サビが垂れてるっていうか、汚いですよね。
それをどうにかしたい。
とりあえず外すところから。
でも外すのがとにかく大変。
↑完全に固着しているので、グラインダーで溝を作ってタガネでどついて外しました(10年ほど前、キャリアを付けるのに2か所だけ経験済み)。
ジムニーって、なんで肝心なところにプラスねじ使うんだろうね?整備士さんも大変だよね。
わざと外しにくいようにしてるのかな??
↑中のサビを削ぎ落すように何度も何度もヒンジを開閉して、サビキラーを中までたっぷりぶち込んでおきました(笑)。
ドアのヒンジだけでなく、リアゲート、ボンネットのヒンジも同様にサビ処理。
かなり面倒な作業でした。
はい次。
ボンネット。
現状のボンネットの塗装には購入時から問題があって、一部の塗膜が浮いていたのです。
それを何度も直そうと試みてきたのですが、タッチアップはもちろんダメ、サフ+ウレタン塗料で修正しようとしてもダメ、いつも必ず塗装にチヂミ(リフティング)が発生するのです。
そしてその範囲は年々拡大する一方。
それを今回はどうにか修正して再塗装するつもりでしたが、結果は失敗!
↑こうして浮いて剥がれたところを薄付けパテで埋めて研いでとしてみたのですが、結局端の部分からまた浮いてくる。
どうやらこのボンネット、前回の塗装の際の足付けが不完全だったようで、塗料の密着が弱いみたいです(もしかすると足付けしてないのかも)。
なので浮いたところにエアを吹き付けるとバリバリ剥がれてくる。
上手くいく気がしないので、部品取りの方のボンネットを使うことにしました。
↑本当は塗装をすべて剥がすべきなんでしょうけど、それも大変なんで削ってある程度の面出しで済ませてしまいました。抜けるところは手を抜かないと終わらないからね。
次はボディの足付け。
ボンネットの二の舞にならないように、しっかりと。
↑フロントガラス外しましたよ。準備しているモールが使えなかったら終わりなのでドキドキでした。
そうそう、うちには塗装できるようなガレージなどございませんので、すべて庭での作業です。
しかし作業時の季節は梅雨時、露天では雨に当たり放題です。
さてどうするか?
屋根を作りました、ブルーシートで(笑)。
おおかた下準備も終わり、いよいよ塗装に入ります。
まずはパテを入れたところや下地が出ているところにサフを吹いていきます。
さぁ、次回はついに塗装です。
最終回、かな?
【今回の作業】
ヒンジのサビ落とし、足付け、サフなど。
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